KORG、全く新しいポータブル・レコードプレーヤーを発表
2025年1月22日から26日まで、アメリカ・アナハイムで開催される世界最大規模の楽器見本市「2024 NAMM Show」にて、KORGは「音で遊ぶ」楽しさを凝縮した、全く新しいポータブル・レコードプレーヤー「handytraxx play」の発売を発表する。
ポータブル・レコードプレーヤーを世界に広めたVestax Handy Traxを、KORGは“handytraxx play”として正式にアップデート。Vestaxの開発に携わった中間俊秀氏との共同開発により、オリジナルのエッセンスを保ちながら、さまざまな新機能を導入している。最先端のデジタル・エフェクトやオーディオ・ルーパーなど、ポータブルでありながら、通常のレコードプレーヤーの枠を超えた、クリエイティヴでユニークな機能を搭載。
カットラグ、ブレのないスクラッチに最適化されたフェーダーを搭載しており、再生するだけでなく「演奏する」楽しさを提供するという。
ローパス / ハイパスフィルター、EQ&アイソレーター、モジュレーションを備えたピーキング・ワウ・フィルターの3つのフィルターを搭載し、サウンドをダイナミックにコントロールできるように設計されている。フィルターに加え、創造的な可能性を広げるディレイ・エフェクトが内蔵。縦フェーダーを上下することで直感的に幅広いサウンドをコントロールすることができる。
そして、録音したフレーズをループさせる、速度可変スイッチ付きのルーパーを搭載。レコードの音源をライヴ・ルーピングさせることで、史上初のなる「プレイヤー一台でのDJミックス」が可能となる。ループさせたビートの上でスクラッチを重ねたり、ループ再生している間にレコードを交換して繋げるなど、クリエイティヴで自由なDJプレイを可能にしている。
handytraxx playの全てのコンポーネントは、優れたパフォーマンスを実現するため、あらゆる場面で針とびが起こりにくくなっており、レコードから手を話した時に最速で設定した速度に復帰できるよう調整を重ね、違和感のないビート・マッチングやミックスが可能となっている。
究極の携帯性を追求して設計されたhandytraxx playは、付属のACアダプターまたは単三電池6本で駆動するため、どこにでも気軽に持ち運ぶことができる。最大2.5Wのスピーカーを搭載しており、内蔵スピーカーだけでパワフルな低音と音圧でレコードを楽しむことが可能だ。
handy traxx playの詳細はこちら
https://www.korg.com/jp/products/dj/handytraxx_play/
関連商品
そして、「2024 NAMM Show」ではhandytraxx play以外に、「handytraxx tube」と「handy tract 1bit」の2種類のポータブル・レコードプレーヤーが発表される。
handytraxx tubeは、一般的なターンテーブルとは異なり、三極管真空管の温かみを生かしながら、音質を重視したユニークな機能を取り入れたレコードプレーヤーとなっており、コルグの革新的な次世代新空間「Nutube」によって駆動されるフォノ・アンプが搭載されている。
詳細はこちら
https://www.korg.com/jp/products/audio/handytraxx_tube/
handytraxxシリーズの上位モデルであるhandytraxx 1bitは、レコードの音をハイレゾ5.6MHz、1bit(DSD)データとしてPC上に記録することができ、場所を問わず、より気軽にアナログ・レコードのいい音を楽しみたいユーザーにとって最高の機材となっている。
また、コルグのハイレゾ音楽ソフト、Audio Gate 4が付属。handytraxx本体とPCをUSBで接続するだけでシンプルなレコーディング・システムが構築される。録音 / 再生ともに、DSDなら5.6MHz、2.8MHz、PCMなら最大192kHz/24bitのフォーマットに対応。作成したオーディオ・ファイルをスマートフォンやデジタル・オーディオ・プレーヤーにデータ転送すれば、レコード音源を外出先で楽しむこともできる。
詳細はこちら
https://www.korg.com/jp/products/audio/handytraxx_1bit/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。