誰でも手軽に“脚本や映画のストーリーボード”を作成できる「Storyteller」、Amazonがリリース

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芝居を観劇したり、アニメーションを見たりすることは楽しいが、これを創作する側に回るとなると、一気に敷居が高くなり、尻込みしてしまう人も多いだろう。ただ、Amazon Studiosからベータ版がローンチされたばかりの「Storyteller」があれば、経験がない人でも脚本を書いたり、ちょっとした映画を制作することができるかもしれない。

映画制作は、カメラマン、音声、俳優、ミキシングなど、それぞれの役割をもったたくさんの専門家たちが集まり、初めて実現できるもの。「Storyteller」は、そういった映画制作スタッフたちを集めることなく、簡単に手軽に安く、ストーリーボードを作成できるツール。1つのパラグラフごとに構成され、それが積み重なって全体で1つの脚本を形成する。作成画面の左手側は、台詞や文字テキストを入力するエリア、右側には、背景や人物の画像(映像)が映し出され、登場人物たちが話す台詞が噴出しのように表示される。

Amazon Studiosでは、物語に出てくる登場人物のイラストや、建物、室内、山、草原など、シチュエーションを演出するさまざまな背景画像、小道具の画像を用意。運営側によると、さらに随時追加されていくという。また、自分で新たに背景や人物の画像をアップロードして使用することも可能だ。

Amazonでは現在、オリジナルの映画やテレビ番組の開拓に力を注いでおり、このAmazon Studiosも、一般人が制作した作品の中から、新しいコンテンツを発掘しようという、草の根的なアクションのひとつである。ユーザーが作成した作品は、プライベートまたはパブリックに公開することができ、一般公開の設定をした作品は、Amazon Studios内で公開され、他ユーザーが自由に閲覧することが可能。作品を公開したユーザーは、多くの人に自分の作品を見てもらい、コミュニティのメンバーからフィードバックをもらうことで、作品をさらにブラッシュアップしたり、さまざまな人と共有して楽しむことができる。脚本や映像制作に興味がある人は、ぜひ1度トライしてみては。

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Techable

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