ひろゆきさんが動画をネットではなくブルーレイディスクに保存したい理由を語る

インターネット掲示板2ちゃんねる創設者・ひろゆきさんが、自身が出演したインターネット配信番組「世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた」をブルーレイディスクにする考えを示した。

ABEMA世界の果てにひろゆき置いてきたBlu-ray製作プロジェクト

「ABEMA世界の果てにひろゆき置いてきたBlu-ray製作プロジェクト」と題し、クラウドファンディングをスタート。いま現在はインターネット上で番組を視聴できるが、ブルーレイディスクとして商品化もするというわけだ。インターネット上でも視聴できるのに、どうしてブルーレイディスクにしようと考えたのか?

<クラウドファンディングプロジェクトの解説文>

「ひろゆき&東出昌大がアフリカ大陸、南米大陸を陸路で横断したABEMAドキュメンタリーバラエティ「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」シリーズ。Blu-ray BOX化の為に、Blu-ray限定映像やクラファン特典をご用意させていただきました。何卒ご支援のほどよろしくお願いいたします」

<ひろゆきさんのXコメント>

『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』シリーズのBlu-rayの企画。Amazonの電子書籍はAmazonの規約で突然無くなります。テレビ局員だった高橋Pの「日経テレ東大学」が消滅したように、デジタルコンテンツは無くなる可能性があるので物理で作っておきたいな。。と

経年劣化が比較的強い光ディスクに保存すれば安心か

確かに、ひろゆきさんの考えは正しい。動画配信やクラウドシステムなど、企業のサービスはいつ終了するかわからない。サービスが終わらなくとも、利用料が有料化・高額化して視聴ハードルが高まる可能性もある。HDDやSSDに保存したとしても経年劣化は早いし、いつ故障するかわからない。そう考えれば、経年劣化が比較的強い光ディスクに保存しておけば、その動画は末永く視聴可能となりえる。

ブルーレイディスクはどれくらいの期間視聴できるのか?

では、ブルーレイディスクはどれほどの期間、経年劣化に耐えて動画を視聴できるのか? カナダ保存研究所(カナダ文化遺産省)が調査・公開した「記録型CD・DVD・Blu-rayの寿命」によると、読み込み専用のDVDとブルーレイディスクの寿命は10~20年とのこと。そして、それらに記録したデータを守るために以下のアドバイスをしています。

<データ保存のための重要ポイント>

「光ディスク、磁気テープ、磁気ディスク上の情報を保存する鍵のひとつは、コピーを作成することです。理想的には、少なくとも2種類の異なるストレージメディアに情報のコピーを3つ作成し、そのうちの1つはオフサイトに保管する必要があります。コピーの1つに同じ種類のストレージ メディアを使用する場合は、異なるブランドを使用する必要があります」(英文)

「観る用」「保存用」「予備」「予備の予備」4つ購入で安心!?

とにかくコピーして保持しておくことが重要のようです。これは、マニアなコレクターがよくやる行為に似ているといえます。

マニアにとって大切な本は「読む用」「保存用」「予備」「予備の予備」の4つを保持する行為は当たり前。ひろゆきさんの「世界の果てにひろゆき置いてきた」のブルーレイも「観る用」「保存用」「予備」「予備の予備」の4つを購入すれば万全といえるかもしれない!?


※記事画像はCAMPFIRE / カナダ保存研究所公式サイトより引用

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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