2024年11月9日(土)、愛知県名古屋市にあるポートメッセなごやにて、カードゲームの一大イベント「WGPデラックス2024 Season2」が行われた。このイベントはブシロードから発売されているヴァンガードの最強ファイターを決める「ヴァンガードチャンピオンシップデラックス2024」への出場権利をかけた大規模予選。朝9時という早朝からカードゲームを愛する猛者たちが集まった。
ヴァンガードを遊んでいない筆者がなぜここに来たのかというと……この日はヴァンガード以外にもブシロードが発売しているタイトルの大会や予選会、体験会が開催。お目当ては……プロ野球カードゲーム・ドリームオーダーの全国大会特別選考会!
10月から全国のカードショップで予選が行われているドリームオーダー全国大会。店舗予選はすべて終了し、エリア代表を競う戦いが続いている。筆者はそもそも店舗予選にあまり参加できず、参加しても負けてしまったため、全国大会への道は閉ざされてしまったと思っていたのだが、誰でも参加できる大規模予選として特別選考会が開催されることになり、ラストチャンスを掴むために名古屋の地に降り立ったのだ!
会場は各カードゲームブースに分かれており、早朝から熱気に満ちていた。
ドリームオーダーのブースは会場奥だったので、移動してチェックイン。試合開始を待つ!
プレイマットも用意されており、いつものショップ大会とは違う雰囲気に。参加者は200人近く参加していた。この日のために練りに練った我がファイターズデッキ、負ける気がしないぜ!!!
まずは予選を突破して、決勝トーナメントに進出しなければならない。予選は5試合あり、勝ち点を競う。勝ち点は勝利で3、引き分けで1、負けで0。5勝0敗、4勝1敗、4勝1分あたり、勝ち点12を積み上げるのが確実に突破できそうなラインだ。
と気合が伝わったのか初戦は見事に勝利。勝ち点3を見事に獲得することができた。
この調子で……と思ったのだが、2戦目は攻撃が苦戦。引き分け狙いで守ったところ最終回に得点を許してサヨナラ負け。早くも1敗を喫し、もう負けも引き分けも許されない状況になってしまった。
3戦目は打線がつながって2勝目。これで2勝1敗と光が見えたが……4戦目でやる気が空回りしてしまって敗北。最終戦はサヨナラ勝ちでなんとか3勝2敗で勝ち越しを決めたものの、予選敗退となってしまった。
残念な結果に終わってしまったが、予選終了後は会場のプレイヤーたちとカジュアルマッチで対戦。こちらは大会とは関係のないゲームなので、普段使用している選手からサインをいただいたカードを使用した。
このようなサインカードは全国大会や権利がかかっている試合では「カードが汚れてテキストが読めなくなっている」という扱いになるため、使用することができないので注意が必要だ。
そしてこのカジュアルマッチを2戦するごとに勝敗に関わらず特典がもらえる。筆者はカードの引換券をもらい、田中正義投手の超カッコいい限定カード4枚を手に入れることができた。
残念ながら全国大会の切符を手にすることはできなかったが、真剣勝負にカジュアルマッチと全国の監督たちと遊ぶことができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。またショップ大会から出直して、来年こそは全国大会に出場できるように頑張りたいと思う!
(Written by 大井川鉄朗)