【ライヴレポ】≒JOYが提示する、強いアイドルのかたち──〈≒JOYホールツアー2024「今日から君は恋人」〉ファイナル公演

【ライヴレポ】≒JOYが提示する、強いアイドルのかたち──〈≒JOYホールツアー2024「今日から君は恋人」〉ファイナル公演

2024年11月24日。幕張メッセ 国際展示場 展示ホールにて、指原莉乃プロデュースのアイドルグループ≒JOY(通称、ニアジョイ)の〈≒JOYホールツアー2024「今日から君は恋人」〉のファイナル公演が開催された。OTOTOYでは、その昼の部のレポートをお届けする。

今年2024年にメジャー・デビューを果たし、=LOVE、≠MEに続く新たなグループとして、大きな存在感を発揮しつつある、≒JOY。この日の公演は、10月より開催しているホールツアーのファイナル公演として開催されるものである。激動の2024年を経て、来年2025年を飛躍の1年にするために、グループにとっても重要なライヴである。

【ライヴレポ】≒JOYが提示する、強いアイドルのかたち──〈≒JOYホールツアー2024「今日から君は恋人」〉ファイナル公演

≒JOY恒例のロックな『Overture』で幕を開けると、ライヴは最新シングル『初恋シンデレラ』でスタート。が、しかしメンバーは正面のステージから姿を現さない。「いったい≒JOYはどこにいるんだ?」と会場にいたその姿を探していると、なんとメンバーは最後方からトロッコで、客席に手を振りながら登場。まさかのサプライズ演出にファンのテンションは一気にMAXになっていた。

正面ステージへと移動したメンバーは、さらに『夢見る♡アイドル』で、アイドルのキラキラな笑顔を全開に。続く『届いてLOVE YOU♡』(=LOVEカバー曲)では、再びトロッコに乗り込み、「だいすき」コールで盛り上げていく。メンバーは続いて、人気曲『スイートシックスティーン 』、『大空、ビュンと』を披露し、会場を序盤から一気に自分たちのものに染め上げていった。

【ライヴレポ】≒JOYが提示する、強いアイドルのかたち──〈≒JOYホールツアー2024「今日から君は恋人」〉ファイナル公演

MCを挟んで、次はユニット曲のコーナーへ。まずは、大信田美月、山田杏佳、山野愛月の3人が、高速のラブソング『ウルトラレアキッス』 (≠MEカバー曲)をウルトラキュートに歌い上げると、大西葵、小澤愛実のふたりは『ピオニーズ』 (≠MEカバー曲)を堂々たる風格で熱唱。江角怜音、髙橋舞、藤沢莉子の3人は、ダンス・チューン『ワタシアクセント』(≠MEカバー曲)を挑発的にパフォーマンス。ユニット曲のラストは、逢田珠里依、天野香乃愛、市原愛弓、村山結香の4人による『どこが好きか言って』(=LOVEカバー曲)。しっとりとした歌声で、大人の恋の世界を演出した。

【ライヴレポ】≒JOYが提示する、強いアイドルのかたち──〈≒JOYホールツアー2024「今日から君は恋人」〉ファイナル公演

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ユニット曲のブロックを終えると、ダンスセクションへ。モニターに映し出されるメンバーの姿と現実のメンバーの姿が交錯し視覚的にも楽しいショー・タイムとなっていた。次に披露されたのは『祝祭』(=LOVEカバー曲)。ダークでファンタジックな世界を描くと、さらに、『その先はイグザルト』からはニアジョイの持ち味である、強いアイドル像を打ち出していくゾーンへ。『無謀人』で、江角怜音が光る剣で未来を斬り拓くと、ハードなロック・チューン『いらない ツインテール』 (※=LOVEカバー)、『超孤独ライオン』を畳み掛け、幕張メッセを叫び声で揺らした。

これまでもライヴにおいて強いアイドル像を打ち出し続けてきたニアジョイだが、この日のライヴは熱量が、メンバーもファンもかなり高かった。ワンマンに限らずさまざまなイベントで、成長してきたことの証だろう。そう感じさせる、熱い熱いステージングだった。

【ライヴレポ】≒JOYが提示する、強いアイドルのかたち──〈≒JOYホールツアー2024「今日から君は恋人」〉ファイナル公演

圧巻のパフォーマンスで盛り上げたあとは、最新シングル『初恋シンデレラ』に収録のカップリング曲のコーナーへ。まず市原愛弓、大信田美月、村山結香の3人がグループ初のユニット曲『だだだ、だって。』をキュートに歌うと、『ピーチティーとピーチパイ 』を全員でパフォーマンスし、甘い甘いニアジョイの姿を魅せた。

ライヴはここから終盤戦。『笑って フラジール』、『今日も君の夢を見たんだ』、『きっと、青い 』で青春の爽やかさを感じさせると、『体育館ディスコ』で幕張メッセを大きなダンスフロアに変え、客席を踊らせる。本編最後は、グループのはじまりのうた『≒JOY』で全身全霊で想いを届ける姿が観る者の心を打った。

【ライヴレポ】≒JOYが提示する、強いアイドルのかたち──〈≒JOYホールツアー2024「今日から君は恋人」〉ファイナル公演

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アンコールは、『ネバギバ!生きろ』でスタート。センター・ステージへ移動すると、ひまわりのあしらわれたスタンドマイクで熱唱。さらに、『「君の音だったんだ」』(≠MEカバー曲)、『「部活中に目が合うなって思ってたんだ』(=LOVEカバー曲)を続け様に歌い、再び幕張メッセを熱くした。そしてラストは、 1曲目に披露した『初恋シンデレラ』を披露。ニアジョイの新たな魅力を届け、ライヴは大団円で幕を閉じた。

またこの日のライヴでは、昼公演では、ポムポムプリンとのコラボ決定の特報、そして夜公演では、3周年ライヴの開催も発表。ますます成長するニアジョイの姿から、ますます目が離せない。

【ライヴレポ】≒JOYが提示する、強いアイドルのかたち──〈≒JOYホールツアー2024「今日から君は恋人」〉ファイナル公演

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取材&文 : 西田健

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≒JOYホールツアー2024「今日から君は恋人」 @千葉県・幕張メッセ 国際展示場 展示ホール

〈SET LIST〉
-Overture-
1.初恋シンデレラ 
2.夢見る♡アイドル 
3.届いてLOVE YOU♡ (=LOVEカバー曲)
4.スイートシックスティーン
5.大空、ビュンと 
6.ウルトラレアキッス (≠MEカバー曲)(大信田美月、山田杏佳、山野愛月)
7.ピオニーズ (≠MEカバー曲)(大西葵、小澤愛実)
8.ワタシアクセント (≠MEカバー曲)(江角怜音、髙橋舞、藤沢莉子)
9.どこが好きか言って (=LOVEカバー曲)(逢田珠里依、天野香乃愛、市原愛弓、村山結香)
10.祝祭 (=LOVEカバー曲)
11.その先はイグザルト
12.無謀人
13.いらない ツインテール (=LOVEカバー曲)
14.超孤独ライオン
15.だだだ、だって。
16.ピーチティーとピーチパイ
17.笑って フラジール 
18.今日も君の夢を見たんだ 
19.きっと、青い
20.体育館ディスコ
21.≒JOY
[ENCORE]
1.ネバギバ!生きろ
2.「君の音だったんだ」 (≠MEカバー曲)
3.「部活中に目が合うなって思ってたんだ」 (=LOVEカバー曲)

ライヴ情報

★≒JOY 3周年コンサート「≒JOY 3rd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
【日 程】2025年3月1日(土)
【会 場】東京都・東京体育館

FC先行は12/12(木)より開始予定です!
詳細、チケット情報などは追ってお知らせいたします。

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