【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

2024年11月14日。清 竜人25が、東京・豊洲PITにて「KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~」のファイナル公演を開催した。

今年2024年より清さきな(頓知気さきな)、清凪(根本凪)、清真尋(林田真尋)、清ゆな(チバゆな)という新たな4人“夫人”とともに再始動しはじめた、清竜人プロデュースの一夫多妻制グループ、清 竜人25。この日のライヴは、10月より開催している現体制初の全国ツアー「KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~」のファイナル公演である。

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

定刻を迎え暗転すると、4人の夫人と清竜人がステージにスタンバイ。そこから照明とともに、ライヴの幕が開く。セットリストの1曲目は、現体制としてはじめてのシングル“青春しちゃっていいじゃん”。ポップな歌とダンスで爽やかな風を豊洲PITに吹かせると、“プリ~ズ…マイ…ダ~リン♡”、“逢いたいYO~♪”へと続ける。この2曲は、前体制(2014~17年に活動)時代から歌われているものだが、現体制のメンバーの歌声と生まれ変わった振り付けで、新たな魅力が引き出されていた。

また、清 竜人25というグループにおける最大の特徴である、ステージ上でのイチャイチャパフォーマンスは現体制においても健在。竜人と夫人たちによるハーレム感に、客席からは「きゃー!」という歓声が響く。序盤から唯一無二のスタイルを提示し、清 竜人25でしか味わえない空気感を作り出していた。

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

つかみはバッチリという感じで3曲を歌い終えると、MCのコーナーへ。ここからは夫人たち4人で進行するのだが、とにかく自由な空気が会場一体に充満していく。この再始動後の新体制の特徴は、4人の夫人たちがそれぞれ別のグループでアイドルとしての経験があること。それゆえ今年から始動したグループではあるが、堂々とした佇まいがあり、それが強みにもなっているのだと感じた。また夫人たちが「竜人くーん♡」とメロメロな感じだった前体制とは異なり、新体制のMCでは「竜人、調子どう?」と、呼び捨てにされ尻に敷かれているような空気感も特徴。これまでとコンセプトは同じながらも、新たな関係性がステージで生まれていた。

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

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ライヴは続いて、“Call♡Me♡Baby”、“Sundayはわたしのモノ♡”、“アバンチュールしようよ”の3曲を披露。さらにTikTok撮影後にパフォーマンスされた“Will you marry me ?”は、撮影可能となっており、終演後のSNSにはファンサービス満点の姿がアップロードされていた。またそのどれもがキュートな輝きを放っており、夫人たちの「アイドルとしてのパワー」の強さを感じさせた。ライヴはさらに“My Girls♡”、“ねえねえ…”へと展開。夫人たちのキュートなダンスが映える構成に、観客席がメロメロになっていた。

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

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さらにここで、ファンからの質問へと答えるコーナーへ。「今年2024年にやり残したことは?」という質問について聞かれると、「今年はスケジュール的に難しそうだから、来年は25のLINEスタンプを作りたい」と清さきなが宣言。メンバーを含め、多くの観客がその実現に期待を寄せた。また、同様の質問について、竜人は「でんぱ組の解散を阻止することかな…」とコメント。これには清凪が困惑した表情を浮かべていた。

ライヴはここからクライマックスへ。“KARESHIいるんだって”、“やっぱりwifeがNo.1”、“Mr.PLAY BOY…♡”といったキラー・チューンを連発。本編最後は「A・B・Cじゃグッと来まへんなー!!」とのタイトルコールから“A・B・Cじゃグッと来ない!!”をパフォーマンス。圧巻のステージングで、再び最高潮の盛り上がりを見せた。

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

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【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

大きなアンコールの声に導かれ、竜人と4人の夫人が再びステージへと姿を現すと、ここで竜人からのお知らせが。竜人が「清 竜人25、本日をもちまして…」まで言ったところで、会場からは不安の声が上がるも、そこから「解散……のつもりやったけど来年もやるぞー!」「気い変わったんじゃー!」と絶叫。これには集まったファンも安堵の表情を浮かべ、温かな空気に包まれた。ライヴはそこからグループ屈指のダンス・チューン“ラブ♡ボクシング”でフロアをノックアウトすると、ラストチューンの“LOVE&WIFE&PEACE”を披露。最後までピースフルで多幸感の溢れる世界を届けた。

こうして幕を閉じた〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉。アンコールでは、2025年1月から3月にかけて神奈川・Yokohama Bay Hallで3カ月連続でのライヴ開催も発表も行われた。いまの清 竜人25は、まだまだここで終わっていいグループではない。もっともっといろんな人に見てもらうべきグループである。

来年は、20“25”年。つまりは清 竜人“25”の年だ。ますますおもしろい世界を見せてくれるであろう、清 竜人25からこれからも目が離せない。

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

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セットリスト

〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演
2024年11月14日 at 東京・豊洲PIT

M1.青春しちゃっていいじゃん
M2.プリ~ズ…マイ…ダ~リン♡
M3.逢いたいYO~♪
M4.Call♡Me♡Baby
M5.Sundayはわたしのモノ♡
M6.アバンチュールしようよ
M7.Will you marry me ?
M8.My Girls♡
M9.ねえねえ…
M10.KARESHIいるんだって
M11.やっぱりWifeがNo.1
M12.Mr.PLAY BOY…♡
M13.A・B・Cじゃグッと来ない!!

EN1ラブ♡ボクシング
EN2 LOVE&WIFE&PEACE

ライヴ情報

【ライヴレポ】清 竜人25はまだまだ終わらない!──〈KIYOSHI RYUJIN25~REUNION TOUR~〉ファイナル公演

清 竜人25「LWP2025」
2025年1月11日(土)神奈川県 Yokohama Bay Hall
2025年2月15日(土)神奈川県 Yokohama Bay Hall
2025年3月30日(日)神奈川県 Yokohama Bay Hall

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