意外と知らない糖尿病と合併症について学べる!体験型イベントにガンバレルーヤが参加!

11月14日は「World Diabetes Day(旧世界糖尿病デー)」。それに合わせてバイエル薬品株式会社は、糖尿病(ダイアベティス)と合併症に関する啓発活動の一環として、11月7日(木)に専門家から糖尿病に関する講演を行うプレス向けのセミナーと、ゲストにガンバレルーヤを迎えた参加型のイベントを開催しました。

国民病である糖尿病には自覚症状がほぼない

プレス向けのセミナーでは、糖尿病を専門とする国立国際医療研究センターの坊内 良太郎先生から糖尿病はどんな病気なのか?合併症はどのように起こるか?など糖尿病に関する基礎的な知識に関する講演がありました。
日本で増え続けている糖尿病は予備軍を含めると約2,000万人いると推計されており、日本人の5〜6人に1人が罹患している国民病とのこと。
糖尿病とはインスリンの作用不足により起こる、血糖値が高い状態が続く病気で、遺伝や生活環境などの影響を受けて発症する2型糖尿病が90%を占めているそうです。

軽症の場合自覚症状がなく、放置すると細い血管に起こり三大合併症と呼ばれる網膜症・腎症・神経障害、また太い血管に起こる脳卒中や心筋梗塞、神経障害や末梢血管障害の結果として壊疽などの怖い合併症リスクも高まるそう。
網膜症は失明も引き起こす場合があり、腎症は重症化する場合透析が必要になることもあるそうです。
さらに肺炎や腎盂炎、新型コロナウイルス(COVID-19)などの感染症やがん、歯周病などの併存症が起こりやすくなることも無視できない現実だと言います。

糖尿病への間違った理解に驚き

プレスセミナー後、参加型イベント【体験型ボードゲームで学ぶ糖尿病と合併症〜腎臓の声に耳を傾けよう〜 in 丸の内】のオープニングイベントに登場したガンバレルーヤのお二人。
糖尿病に関するトークセッションで坊内先生から、糖尿病はインスリンが出にくい人、インスリンの働きが悪い人がなりやすく、体質も関係するという説明があり、それを受けて糖尿病のイメージについて、
「太っている、甘いものが好きな人がかかるイメージだった。甘いものを控えておけば、ならないと思っていた。」とよしこさんが回答。

またよしこさんは暴飲暴食や運動不足、糖尿病家系だということを明かし、それについて坊内先生から、
「肥満やお酒、喫煙もインスリンの働きが悪くなる原因になる。また糖尿病は遺伝する割合が50%くらいといわれているので、気をつけて欲しい。」とアドバイスが送られました。

早期発見が大事な病気

またまひるさんから、
「糖尿病は一度患ってしまうと一生の付き合いというイメージがあるが、治る病気なのか?また治療はどのように行うのか?」と坊内先生へ質問が。

先生によると、残念ながら糖尿病は根治が難しい病気であるとのこと。しかし生活習慣を見直すなどで予防はできる病気なんだそう。そのために早く見つけてあげること、健康診断や検査を受けることがとても大事なんだそうです。

治療に関して、糖尿病は長い付き合いになることから、患者さんの人生での希望や好み・価値観を反映して医師と対話することで治療のゴールを決めていく個別医療で治療の成果が上がることがわかってきているのだとか。

医師に自分の聞きたいことや伝えたいことはあらかじめメモにまとめておくなどするとスムーズに治療が進めやすいそうです。

会場ではトークセッションで先生が説明した糖尿病についての基礎知識などがクイズ形式で学べる仕様。
「すごろくのような感じで、楽しみながら学べるところがいい!」とガンバレルーヤのお二人も感想を語っていました。

糖尿病について正しく理解すること、さらに合併症にならないためにも適切な検査を受けて早期発見することが何よりも大事。
バランス良く食べたり、適度な運動をしたり、生活習慣を見直すとともに、健康診断などで定期的に自分の体を見直すことも必要といえそうです。

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