巨大シャボン玉に入ったりシャーベットを作ったり、子どもの「好き」が広がる國學院大學の「共育フェスティバル」開催!
國學院大學 人間開発学部による「第15回 共育フェスティバル」が、10月27日に横浜たまプラーザキャンパスにて開催。「楽しいがつながる、好がひろがる」をテーマに、来場する子ども達、保護者、その他地域の方や、運営側である学生を含めた会場にいるすべての人が笑顔でいられる共育フェスティバルを目指して実施された。事前登録不要で無料で参加できるイベントとなっている。
今回のテーマ「楽しいがつながる、好きがひろがる」は、参加者や学生の興味・関心を「好き」という言葉で表し、3学科(初等教育学科、健康体育学科、子ども支援学科)の学生が考えて準備した企画。参加者とつながり、参加する人の「好き」を広げていきたいという思いを込めて決められた。学生たちが近隣の小学校や幼稚園に出向き広報活動をしているため、近隣の親子が多く訪れている。
会場では、各教室で17個ほどのプログラムが実施されていた。例年行われている人気のプログラムもあれば、今年初めて行われるプログラムもあった。プログラムは子どもが体験してみるもの、作ってみるもの、スポーツで競い合うものなどが用意されていた。
特に人気が高く、例年行われている「シャボン玉に入って知って楽しもう!」は、開場直後に参加者が集まり、子どもたちが大きなシャボン玉の中に入って楽しんでいた。参加者が多いため、今年は二つの教室で行われていて、片方は子どもだけが入れる大きさのシャボン玉、もう片方は保護者も一緒に子どもと入れる大きめのシャボン玉が用意されていた。
今年初めて実施された調理室での「ふってつくろう!シャーベットづくり」は、「共育フェスティバル」で初の調理をする企画。学生たちがチャレンジしたいということで、保健所への申請も学生が行い実現した。
シャーベットづくりは、氷が入ったジップロックに塩を入れ、その中にジュースが入った小さめのジップロックを入れたのちに、口を閉じてから5分ほど振り続けるというもの。ブースを担当する学生に話を聞いたところ、調理を取り入れた体験なため、衛生面では一回の体験ごとの清掃やアルコール消毒、ジップロックが破れてしまうというアクシデント、下準備の手間、子どものアレルギーへの配慮の必要性などがあり、実施する大変さに気づいたと話していた。
各プログラムは初等教育学科企画委員会や子ども支援学科などの委員会や学科で行っているもの以外にも、各サークルが企画し行っているものもある。万葉エコBee(ビー)プロジェクトは蜜ろうからオリジナルのラップを作る「作ろう蜜ろうラップ」やミツバチになりきってクイズを解いていく「みつばちクイズラリー」を実施。子どもたちが楽しみつつ蜂について学べる体験やブースとなっていた。
日々、教員免許を取得するために勉強している学生たちだが、「共育フェスティバル」では各学科から有志の学生が企画し出店したいという申請などをし、主に3年生の学生を中心にイベントが行われている。学生たちにとっては、日々の学習の成果を実践し発表する場となっている。
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