【グルメ】千代田区神保町で焼肉するなら『京城園』で食べれば間違いない / 注文ルールが楽しい

焼肉の老舗『京城園』(東京都千代田区神田神保町1-35-16)は、出版社の街・神保町にある名店。ランチタイムは大盛況、ディナータイムも大人気。創業1967年、時の流れを経て培われた信頼と味は、令和の現在になってますます健在。

千代田区神保町の焼肉屋『京城園』

京城園はランチタイムに定食やスープ、うどんなどを食べることができ。特にテグタンうどんは激ウマだ。ディナータイムでは焼肉を楽しむことが可能。基本的に予約をしたほうがよい。いや、予約必須ともいえる。

食べたい料理は紙に鉛筆で記入

店内に入ると、予約者の名前が書かれたプレートがテーブルに置いてあるので、そこに座る。カバンやリュック等は椅子を持ち上げると収納スペースがあるので、そこに入れておく。着席したら、飲み物をオーダー。食べたい料理は紙に鉛筆で記入する。

とにかく肉をオーダーしまくる

今回は、特上〇〇〇、上ロース、上タン、カイノミカルビ、並カルビ、ハラミ、サンチュ、ライスをオーダー。飲み物は生ビール。しかしこの日、特上〇〇〇はなかった。実は特上〇〇〇はメニューに書かれていない、秘密の裏メニュー。この日は入荷がなかった(そもそもほとんど入荷しない)。

塩で食べたほうがよい肉を教えてくれた

紙に食べたい肉名を書くと、女将さんが「タレか塩か」を聞いてくる。おまかせで! とお願いすると、丁寧にタレで食べるべき肉、塩で食べるべき肉を選んでくれるので、とても助かる。優しい。

筆者が「全部タレで!」と言ったところ、しっかり塩で食べたほうがよい肉を教えてくれた。優しい。

ここの女将さんは丁度良く優しい! 居心地が良い

目の前にやってきた肉の数々。あまりにも魅惑的すぎるビジュアル。牛タンから食べることにしたのだが、肉によってベストな火加減があるため、女将さんが肉ごとに調整してくれる。優しい。ガンガン攻めの姿勢で焼き方を仕切ってくれる店もあるが、ここの女将さんは丁度良く優しい。なので居心地が良い。ホッコリする。

焼肉につけて食べると香ばしさが増して美味

焼肉はタレも塩もベースの味付けがしてあるので、タレに浸さず、そのままライスにのせて食べてもイイ。ゴマが添えられているので、焼肉につけて食べると香ばしさが増して美味。

ジューシーな肉汁がサンチュの爽やかなエキスと出会う

特にサンチュに焼肉を乗せて食べるときはゴマをつけて食べたい。ちなみにここの焼肉はサンチュがあると美味しさ増幅。ジューシーな肉汁がサンチュの爽やかなエキスと出会い、サッパリとしていながら旨味が堪能できる潤滑油となる。

スープをもっと濃厚濃密にすることが可能

京城園で忘れてはならないのが、スープの存在だ。カルビスープやカルビクッパ、カルビうどんなどのスープを250円プラスすることで、より濃厚濃密なスープにしてもらえる。今回はカルビクッパをスープ濃いめにしてもらったのだが、これがもう絶品。焼肉のシメに濃いスープ、最高のご馳走だ。

美味しいものを食べた満足感

ガッツリと焼肉を食べまくって、ラストにスープ系を楽しむ。それにより、味覚がリセットされてスッキリ。美味しいものを食べた満足感だけが残る。これぞまさに、グルメを楽しむ最適解。

カレー系が絶品な店が多い神保町だが……

実は、京城園には絶対に食べてほしい肉が存在する。それは、いろいろな肉が入った「切り落とし」なのだが、それはまた別のお話。

神保町は出版社の街であり、書店の街であり、そてグルメの街でもある。カレー系が絶品な店が多いことは有名だが、ラーメンも、たこ焼きも、焼肉も美味。

京城園を予約しつつ、入店までの時間を書店巡りなどして楽しむのも、よい時間の過ごし方かもしれない。ごちそうさまでした。会釈。

<こんな感じです>
ディナータイムは予約をしたほうがよい
食べたい肉を紙に書く
タレか塩か迷ったら女将さんに聞くと良い
焼く肉により火加減を変える
火加減は女将さんが調整してくれる
ロースとカルビはサンチュおすすめ
テグタンうどんオススメ
スープは250円プラスで濃厚にできる
裏メニューがあるがあまり入荷しない
筆者の推しの肉は「切り落とし」
店員さんみんな優しい

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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