長野県立こども病院で「ARどうぶつえん」開催!待ち時間を貴重な体験の時間に
「STARIUM(スタリウム)」は、10月5日(土)に長野県立こども病院にて開催される「令和6年度 こども病院祭」にて、世界的に有名な旭山動物園が監修する3D動物が実寸大で見られる「AR(※)どうぶつえん」を、同院に入院中の子どもたちに届ける。
旭山動物園監修のコンテンツ
「ARどうぶつえん」とは、ウェブメディア「みんなのランキング」等で様々なメディアで人気動物園ランキング1位を獲得する世界的に人気の旭山動物園によって監修された、動物のリアルな生態を実寸大のARで再現するコンテンツ。
動物の生態やそれに伴う能力を、自然に誘発させて観賞者に見せる行動展示で有名な旭山動物園が監修する3Dの動物たちは、その動きや生態がリアルに再現されている。
この取り組みにより、入院期間が長く、動物園に足を運ぶことが容易ではない子どもとその家族に、一緒に旭山動物園監修のARの動物を鑑賞できる機会を提供するほか、小児外来は診察や会計への待ち時間が長くフラストレーションが溜りがちであることから、子どもたちの待ち時間を貴重な体験の時間とすることで、処置を拒みがちな子どもたちとっても、病院で過ごす時間を楽しい時間と変化させている。
入院中の子どもたちに笑顔を
長野県立こども病院にて開催される「令和6年度 こども病院祭」では、「入院中、不安でいっぱいの子どもたちに笑顔を。入院期間が長く、外出が難しい子どもたちにも、テクノロジーの力によって、新しい学びや体験をしてもらいたい」という思いから、今回「ARどうぶつえん」を実施する運びとなった。
今年4月に国立旭川医科大学付属病院にておこなわれたこの取組みは、北海道内の主要メディアに報道されたことで大きな話題となっており、以降も埼玉県立小児医療センター等で開催されている。今回、長野県内では初めての開催となる。
長野県立こども病院での取り組みに対して、旭山動物園・坂東統括園長からは、「今回のこの長野県立こども病院でのARどうぶつえんの取り組みは、入院生活で不安や辛い想いを抱える子どもたちにとって、少しでも明るい希望や喜びを与えるものであってほしいと願っています。動物たちとの触れ合いが、心の癒しや困難を乗り越えるきっかけとなり、未来への勇気を育む一助となることを願っています。(一部抜粋)」というメッセージが寄せられた。
入院中の子どもたちに笑顔を!STARIUMが取り組む「ARどうぶつえん」を、この機会にチェックしてみては。
■長野県立こども病院
住所:長野県安曇野市豊科3100
ARどうぶつえん:https://www.virtualzooar.com/top
※ 現実の風景の中にCGでつくられた3D映像やキャラクターなどのデジタルコンテンツやデータを重ねて表示することで現実世界を拡張する技術。「ARどうぶつえん」は、スマートフォンやタブレットを使用して、旭山動物園監修の動物たちが実寸大で現実世界に現れる特殊な体験を提供している。
(江崎貴子)
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