「ミセスユニバースジャパン2024」日本大会開催 総勢45名のファイナリストの中から日本代表が決定

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「ミセスユニバースジャパン2024」日本大会開催 総勢45名のファイナリストの中から日本代表が決定

かつては当たり前のように開催されてきたミスター・ミスコンテスト。だが時代の流れとともに「ルッキズム(=外見至上主義)」への批判が相次ぎ、今やコンテストの開催を廃止する動きが生まれているという。そんな中で世界的に注目を集めているのが、約80カ国130名が参加するミセスコンテスト「ミセスユニバース」だ。

ここ日本でも“容姿だけではないコンテスト”として2020年から「ミセスユニバースジャパン」がスタート。身長制限や年齢制限はなく、外面に加えて出場者のこれまでの人生経験や社会貢献への意識といった内面の美しさを考慮した上で日本代表が決定される。

ミセスユニバースジャパンの特徴
①容姿にかかわる出場制限は一切なし
年齢・身長・婚姻歴に関係なく、戸籍上女性(生物学上男性でも可)であれば応募可能

②“人生のプロセス”が評価対象
応募時のプロフィールには本人の詳細なストーリーの記入が求められ、どのような人生を送ってきたか、社会貢献の意思があるかなどの人生背景が審査でのポイントになる。そのため、スピーチも重要な評価対象に。

③競争ではなく、共創
それぞれ個性のあるバックグラウンドをもち、様々な人生経験を経てきたファイナリストたちは定期的に集まり、社会貢献活動に参加。社会に“与えられる人”として、子ども食堂のボランティアや保護猫犬譲渡会のサポートなど多岐にわたる活動を通して、ファイナリスト同士が切磋琢磨する。

2024年度の世界大会は、韓国にて10月に開催。その切符を手に入れるべく、今年も日本大会には多くの応募があったという。そして今月22日、東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京のグランドボールルームにファイナリスト45名が集結し、「ミセスユニバースジャパン2024」日本大会が行われ、日本代表が決定した。

「ミセスユニバースジャパン2024」日本大会

画面に収まらないほどステージに並んだファイナリストたち。この中から世界大会への切符を手に入れるのは?

カサブランカ賞<60歳以上の部>嶋田恵子さん(71歳)
ローズ賞<50-59歳の部>岡野智恵子さん(53歳)
サンフラワー賞<40-49歳の部>赤平百合さん(42歳)
マクドリア賞<20-39歳の部>三好舞さん(33歳)

 

2nd runner-up<3位>中野三恵さん(54歳)

 

1st runner-up<2位>カプアナニ由美子さん(50代)

 

Winner<グランプリ>岡田麻里さん(64歳)

バブル期に青春時代を過ごした記者にとって、ミスコンは当たり前に行われていたイベントだった。あれから30余年。徐々にではあるが時代は変わったようだ。だが、それは単純に年齢や外見の垣根を取り払ったわけではない。見た目だけでなく、人間としての中身の美しさも伴わなければ箸にも棒にもかからない、より厳しい時代になったように記者は感じた。とくに「ミセスユニバースジャパン」は主催のベリッシマジャパン株式会社の号令のもとでファイナリストが定期的に集まって社会貢献活動に参加することから、普段からその人間性もあからさまになる。どんな人間なのか、上っ面だけなのかが見えてしまい、それが審査結果を左右する。だから、そんな試練を乗り越えてこのステージに立てた人は、たとえ受賞できなかったとしても美しい人なのだ。そして、このようなコンテストが行われるようになったこの世界は、まだまだ捨てたもんじゃないなと強く思わされた。

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