北海道・稚内 日本最北のご当地グルメ「チャーメン」とは? 実食レポ
日本最北の都市、北海道・稚内。この稚内のご当地グルメが「チャーメン」だ。
チャーメンとは、漢字で「炒麺」と書く。チャーハンの麺バージョン。中華料理店などに当たり前のようにありそうだが、意外なほど見かけない。
このチャーメンが味わえる店舗は、稚内市内にいくつもある。今回、稚内市内にある「源長」というお店へ行ってみた。
稚内駅から近いわけでもなく、住宅街の中にある。車がないと行きづらい。最初分からず、車でそのまま店を通り過ぎてしまった。老舗の定食屋で、創業は昭和39年という。
一見、あんかけ焼そばに見える。しかし、麺に大きな違いがある。あんかけ焼そばは「蒸し麺」、チャーメンは「ゆで麺」を使うことだ。
客は自分1人。待つこと、数分。できたてのチャーメンが運ばれてきた。
茹でた中華麺に、魚介・豚肉・野菜などが入ったあんかけが載っている。お好みで「酢」をかける。このお店では「塩ベース」とのことだが、他店では醤油ベースなどの味もあると聞いた。
あっさりして、食べやすい。なにより、具材がボリュームあり、麺はかりかりで、食べ応えある。お腹いっぱいになった。
稚内・利尻・礼文 観光WEBサイト(https://www.north-hokkaido.com/)
によると、チャーメンの発祥は諸説あり、すでに閉店済みの稚内市内にあった2店舗が起源と言われているとのこと。
稚内へ行ったら、稚内市民のソウルフードであるチャーメンをぜひ食べてみてほしい。そして、「塩」「醤油」と、チャーメンを食べ比べてみるのもおもしろいだろう。
(Written by AS)
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