【千葉県市川市】妙正寺で“白龍と桜”が描かれた幅約8メートルの天井画限定公開、夏祭りも開催!
千葉県市川市にある「桜之霊場妙正寺(以下、妙正寺)」は、本堂の天井画『白龍神桜波図』を、7月27日(土)に限定公開する。
また同日、妙正寺と寺院コンサルティングを行うエータイとの共同で、「妙正寺夏祭り」も開催される。
桜と龍の女神の伝説が伝わる寺
妙正寺は、桜と龍の女神「妙正伝説」で知られる。このたび、天井画『白龍神桜波図』が限定公開される。
現代仏画絵師・映水さん作で6月に本堂に設置された天井画は、イベント開催中は自由に閲覧可能だ。
『白龍神桜波図』は横約8メートル、縦2.5メートルあり、約1年の制作期間を経て2024年6月に本堂に設置された。
妙正寺縁起の妙正大明神は、子どもを守る神様・疫病退散の神様として信仰されてきた。その由来ともなる「桜と龍の女神妙正伝説」に桜と龍が深く関係することから、天井画のデザインとなっている。
オリジナルの技法「土彩画」が採用
作品には、10年研究し作り上げた映水さんオリジナルの技法「土彩画」が採用されている。
天井画に取り入れるのは今回が初めてで、何層にも重ねられた複数の素材が生み出す立体感と色味は、光の入り具合や見る角度により異なる表情を見せてくれる。
本堂に入ってすぐ迎える天井画は、白龍を中心として波や桜を見上げたときにバランス良く見えるように考えられており、白龍は寺院が長く地域に繁栄していくようにと無限の形(∞)をイメージして描かれている。
映水さんに天井画を描いてもらいたい
日蓮宗の月報『宗報』の2021年度の表紙を映水さんが手掛けており、その中に七面大明神(七面天女)をイメージした作品があった。
妙正寺縁起の妙正大明神と同じく龍の女神であり、姉妹にあたるといわれている七面大明神の絵を見て感銘を受けた、妙正寺先代御住職が、龍神様のお導きだと感じ、かねてより作成を考えていた天井画の依頼をすることになった。
現代仏画絵師による「写仏会」も
天井画の限定公開を記念して、イベント当日に、映水さんによる「写仏会」を開催する。
写仏とは、仏教の神々やその世界に生きる生物を書き写す行為で、写経と同じ功徳を積むといわれる仏教修行の1つ。
当日は初めての人でも参加できように、映水さんの見本を筆ペンでなぞって描いていく。
参加費は500円で、事前予約なしで参加できるが、混雑状況により入場を制限する場合があるとのこと。
第2回妙正寺「夏祭り」同時開催!
また、当日は妙正寺の「夏祭り」も同時開催。
昨年好評だったクイズラリーやゲームコーナー、花火に加え体験型コンテンツを追加し、家族皆で楽しめる。入場無料で、花火やお菓子のプレゼントもあるそう。
一部コンテンツは有料で事前予約制のほか、雨天時は一部イベントを中止する場合がある。
近隣に住んでいる人、興味がある人は気軽に足を運んでみて。
■開催概要
住所:妙正寺(千葉県市川市北方町4丁目2122)
日程:7月27日(土)12:00~20:00
入場料:無料
内容:
・本堂天井画『白龍神桜波図』限定公開 13:00~18:30
・映水さん「写仏会」13:00~15:00
・妙正寺「夏祭り」 12:00~20:00
夏祭り詳細:https://eitaikuyou.net/blog/news-240618
映水(Eisui)HP:https://eisui.net
(鈴木 京)
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