KKCompany Japanがマルチメディア・動画とAIを融合させた「BlendVision AiM」を発売開始
KKCompany Technologies Inc.の日本法人であるKKCompany Japan合同会社は、これまで動画配信サービスで培ってきた動画技術、そしてAI活用技術を融合させたマルチメディア対応のAIプラットフォーム「BlendVision AiM(ブレンドビジョン・エイム)」をグローバルでローンチ。
日本でも販売・サービス展開を4月4日より開始し、同サービスの発表会を都内で開催しました。
KKCompanyからマルチメディア対応のAIプラットフォーム「BlendVision AiM」登場
KKCompany Japan合同会社(以下、KKCompany)は、台湾・シンガポール・マレーシアといったアジア太平洋圏に事業拠点を持つグローバルメディア&テクノロジー企業グループ「KKCompany Technologies Inc.」の日本法人。
1999年の創業以来、最先端のIT/メディアテクノロジー・クラウド・AI技術を活用し、KKBOX音楽配信事業、動画・ライブ配信ソリューションの「BlendVision」を展開するマルチメディア事業、そしてクラウドDX推進事業など多様なビジネスをワールドワイドに展開しています。
この度、動画配信サービスで培った動画技術と、AI活用技術を融合させたマルチメディア対応AIプラットフォーム「BlendVision AiM」を、日本国内で発売すると発表しました。
リスキングや教育現場でも活躍する「BlendVision AiM」
文字に比べ約5,000倍の情報伝達が可能と言われている動画は、社内・社外の効率的なコミュニケーションだけではなく、従業員のリスキリング・人材育成など、企業・教育機関・官公庁等においても様々な分野で動画活用が進んでいます。
しかし動画は情報伝達量が多いだけに、求めている情報を探し出して抽出したり、纏めたりするのに手間がかかってしまうという問題も。
また目的の動画を探し出すのにも労力・時間を要するなどの課題がありました。
「BlendVision AiM」は、KKCompanyがこれまで長年動画配信事業者や一般企業向けに提供してきた動画配信サービスで培った動画技術・AI活用技術を融合させることで、従来の大規模言語モデル(LLM)のようにAIが得意としてきたテキスト情報だけではなく、動画情報を含めたあらゆる情報資産の効率的な活用を可能とするマルチメディア対応AIプラットフォーム。
従来のテキスト情報に加え、企業における会議の録画、研修・トレーニング動画、企業・官公庁が提供している様々な情報や動画マニュアル、教育機関などが提供するオンライン講習、メディア業界における動画資産からも検索や抽出が可能になるなど、様々な情報・動画活用をアシストしてくれるサービスとなっています。
新製品発表会にアンバサダーの林修が登壇
4月4日に都内で行われた発表会では、KKCompanyのトニー・マツハシ代表が登壇。
「動画を含めた膨大な情報をより効率的に活用したい様々なユーザーにとって『BlendVision AiM』は画期的な新製品であると自負しています。」
と、トニー代表はサービスを説明しつつも、自信を見せたコメントを披露。
これまで実現が難しかった動画・音声データからAIで検索・抽出が可能になり、動画ファイルの文字起こしや要約、議事録などの作成も可能なほか、検索部分に関連・該当する動画部分の提示もしてくれる、まさに画期的なサービス。
トニー氏も「国内では動画の該当箇所の提示をしてくれるサービスは、(自社調べで)弊社だけだと思う。」と説明。これまで展開されておらず、欲しかった機能が備わったサービスであることを強調しました。
サービスローンチ前に行ったトライアルでも、アルティウスリンク株式会社、学校法人高宮学園 代々木ゼミナール、株式会社PLAN-B マーケティングパートナーズの3社が試用し、非常に高い評価をされていたことも紹介。
インターフェースや機能が非常に優れているとそれぞれコメントしていました。
価格は初期費用が無料で、1企業・法人あたり月額125,000円〜となっていて、動画のアップロード容量などはプランによって異なるそう。
トニー氏は「3年間で5,000社に使って頂くことを目標としています。」と今後の展望を話されていました。
また、トークセッションでは、同社の新製品アンバサダーである林修さんが登壇。
「あの話、どこでしたかな?どう説明したかな?と即座に確認出来るというのは、教えられる側だけでなく教える側も凄く助かりますね!個人的には“あのネタどこでつかったっけ?”という検索はしたいです(笑)」
と話し、会場の笑いを誘いました。
「同業の(代々木セミナールに)使われちゃいましたけど、ウチ(東進ハイスクール)にも早く導入して欲しいですね!」
と本サービスに非常に好感触の様子で、自身も使いたいと要望されています。
林さんは同サービスのCMにも出演中。分かりやすくBlendVision AiMの活用方法やメリットを紹介しているので、ぜひCMもご覧になってみてください。
●研修動画編
●オンライン会議篇
BlendVision AiM概要
機能:AI による動画・音声・文書データの探索・抽出・要約、複数のナレッジベース作成、動画文字起こし
価格:(1企業/法人あたり 125,000円/月〜)初期費用無料。
想定ユーザー:コールセンター、製造業、教育をはじめとしたあらゆる業界
想定活用シーン:会議要約・振り返り、研修・マニュアル、メディア制作
製品ページ:blendvision.com/ja-jp/aim
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