会議中、休憩中。自分のステータスを周りに知らせる「Busy Tag」の実用性やいかに

オフィスに出向いて仕事をする際に「オンライン会議中にふと同僚に話しかけられる」「デスクで休憩しているときに仕事を振られる」という経験をしたビジネスパーソンは少なくないだろう。

自分がどんな状況かを同僚にうまく伝えられたら…そんな悩みを解決してくれるアイテムが、クラウドファンディングサイトのKickstarterに登場した。

「Busy Tag」は、ビジーライト(取込中であることを知らせるライト)機能を備えたカラーディスプレイ。気分、メッセージ、スケジュール、空き状況を周囲にリアルタイムで伝えられる。コミュニケーション、気晴らし、ワークフローを効率的に管理するのに役立つ。

ステータスやメッセージをディスプレイに表示

Busy Tagは「フリートークモード」「サイレントモード」を含むカラーディスプレイとLEDライト機能を搭載したスマートガジェット。

デンマークを拠点にオフィス向けスマート製品を提供するABM InfoGRAPHIE社のオーナーであり、IT分野で30年以上の経験を持つMik Achton-Boel氏がKickstarterで支援を受け付けている注目のアイテムだ。

Image Credits:Kickstarter

Busy Tagはステータス、進捗状況、メッセージ、気分、思考をさまざまな色と視覚情報(絵文字、GIF、画像、テキストアイコン)でリアルタイムに周囲へ伝えることが可能。

職場の同僚はBusy Tagを通じてユーザーの状況を一目で把握できるため、オンライン会議中に話しかけられたり、作業を中断させられたりする心配はなくなるだろう。

また、デジタル付箋のようにディスプレイに「休憩中」「会議中」「外出中」などのメッセージを残して、席を外すといった使い方もできる。

画面の色・画像・テキストはカスタマイズ可能

Image Credits:Kickstarter

Busy Tagの使い方はいたってシンプル。アプリライブラリのデフォルト画像を使用する、もしくは独自のビジュアルを作成してアップロードするだけだ。

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画面の色、画像、テキストは好みに合わせてカスタマイズ可能。なお、内蔵LEDは単色で光るパターンだけでなく、照明が暗くなったり明るくなったりするパターンがあり、これも自由に設定できる。

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たとえばメッセージを赤いライトで強調表示したり、虹色に点滅させたり…といったセットアップが可能だ。

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接続方法は、USB/Wi-Fi。両面磁石を使用して、パソコンやデスクトップへ取り付けられる。

内蔵タイマーでモチベーションと時間を管理

Image Credits:Kickstarter

ステータスやメッセージなどの表示のほか、Busy Tagはさまざまな機能を搭載している。

内蔵タイマーを使用すれば、モチベーションの維持や時間管理ができる。たとえば、プロジェクトやオンライン会議の残り時間を周囲に共有したり、ポモドーロ・テクニック*にならって作業時間を25分、休憩時間を5分と分割したり…といった使い方が可能だ。

さらに一日の終わりや週の終わりには、Busy Tagが生産的な時間の長さに関する統計を収集。ユーザーは進捗状況を追跡して、効果的に時間を管理できる。

ポモドーロ・テクニック*…作業時間と休憩時間を繰り返すことで集中力と生産性を高め、効率よく仕事を進める時間管理術

Image Credits:Kickstarter

多機能なBusy Tagを使って生産性の向上、非言語的なコミュニケーションの促進を図ってみてはいかがだろうか。

参考・引用元:Kickstarter

(文・Haruka Isobe)

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