武藤昭平、 14年ぶりとなるソロアルバム発売

2024/02/06 13:20 Billboard JAPAN エンタメ

　武藤昭平（勝手にしやがれ）が、ソロアルバム『名前を失くした男』を2024年2月29日にCDと配信でリリースする。

　コロナ禍、なかなか新曲のアイデアが奮わなかったという武藤に、『水曜どうでしょう』の“ミスター”こと鈴井貴之から、彼が主催する劇団OOPARTSの舞台【D-river】（2022年上演）の劇伴と演劇主題歌の依頼が飛び込み、演劇主題歌となる「風のドライバー」と劇伴の依頼をきっかけに、本ソロアルバムの楽曲制作に取り掛かったという。

　アルバムコンセプトは“武藤昭平のギター弾き語りを彷彿とさせるアルバム”。そこに最低限の音をオーバーダビングし、武藤の考え、見える景色や世界観を歌詞と楽曲に反映。また、浄土宗より誉号戒名を授かった正式な仏教徒である武藤作品の特色として、日本で一番親しまれているお経の「般若心経」をガット・ギターとフロア・タム、スプラッシュの音で無国籍感を漂わせて本アルバムの1曲目に収録。さらに4曲目の「六字大明呪」は観音菩薩様を讃える真言『オム・マニ・ペドメ・フム』を武藤なりに解釈、ベースに僧侶の瀧沢行彦上人を迎え、複数の僧侶がコーラスとして参加している。

　また、本作のジャケットは武藤が大学進学前に描いた未完成の絵を、2023年に入ってから描き進め三十数年の時を経て”過去と未来の自分との共同作”を完成させ起用したという。

　また武藤は、2024年3月2日には東京都目黒区にある蟠龍寺にて、弾き語りワンマンライブ【名前を失くした男～発売記念ライブ】を開催する。

◎リリース情報
アルバム『名前を失くした男』
2024/2/29　RELEASE
＜CD＞SZCD-0002　3,300円（tax in.）
＜配信＞2,444円（tax in.）単曲 255円
＜ハイレゾ版＞2,684円（tax in.）単曲 280円

◎公演情報
能登半島地震チャリティーイベント
武藤昭平弾き語りワンマンライヴ【名前を失くした男～発売記念ライブ』
2024年3月2日（土）東京目黒・蟠龍寺（ばんりゅうじ）
OPEN 17:00 START 17:30　
チケット：前売り4,000円（全席自由）