NASAの火星ヘリコプターが故障 / 最後の飛行動画を公開「孤独の世界で今までありがとう」

NASAが開発し、地球から遠く離れた火星へと送り込んだヘリコプター。無人ドローンのような形状をしており、無事に火星での飛行が成功した際は、世界中の人たちが歓喜した。
火星ヘリコプターが物理的な故障
そんな火星ヘリコプターが、2024年1月18日の飛行を最後に、飛べる状態ではなくなったようである。NASAによるとローターブレードが損傷したことにより飛行が困難になっているという。燃料や電気系統のトラブルというより、物理的な故障というわけだ。
<NASAによる火星ヘリコプターの状況説明>
「マーズ インジェニュイティ ヘリコプターは2024年1月18日に最後に飛行しましたが、飛行後の画像で回転翼航空機の少なくとも1つのローターブレードが損傷し、飛行不能になっていることが確認されたため、NASAは飛行運用を終了しました。 歴史的なミッションが終わりを迎える中、インジェニュイティのチームは、ヘリコプターが火星に滞在していたときのお気に入りの瞬間や思い出を振り返ります。30日間で5回までの飛行が期待される技術デモンストレーションとして設計されたこのヘリコプターの主な使命は、別の惑星で動力を与えて制御された飛行が可能であることを証明することであり、2021年4月19日にそれを実行しました。しかし、インジェニュイティは期待を上回りました。 そして運用デモンストレーションに移行し、3年弱で72回の飛行を完了し、火星やその先の将来の空中探査への道を切り開きました」

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