「LOFT9」で青木理が能登半島地震リポート そして松本人志騒動と「森喜朗と日本の20年問題」とは│プチ鹿島

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当初の強気から一転、弱気へ。吉本興業と松本人志の関係はどうなる。

今回はライブ速報をお届けします。1月22日(火)に『青木理×久田将義×プチ鹿島のタブーなきニュース空間へようこそvol.18』を開催しました。隔月でおこなっているトークライブなのですが今回は大きな話題が多かった。「能登半島地震」「松本人志文春報道」「自民党裏金問題」。

まず冒頭はジャーナリスト・青木理さんの能登現地報告。ここに久田さん(TABLO編集長)の福島第1原発事故取材したときの話も加わり見応えがあった。私は電車遅れで冒頭から参加できなかったのでこの部分はアーカイブで視聴したのですが大変タメになりました。

お二人の話を聞いているとあらためて「現地取材でわかること」を「知ること」の大切さを実感した。一例をあげると、石川県は高齢化率が高くて高齢者の独居率も高かった。耐震化工事もなかなか進んでいなかったという現状も浮かんでくる。私は発災直後から「公の力」「公助」はこのあと日本中でどこまでできるのか?と考えていたのだが、今後の「公」の検証や議論にさらに注目せざるを得ない。

次に考えさせられた話題は「メディアが取材する意味」について。これは現地に入った人がバッシングされる問題にもリンクする。青木さんは「一定の節度は当然ながら必要だが、入った人を叩く風潮になると、行政、国、県の言っていることを単に鵜呑みにして右から左に流すしかなくなってしまう。永遠の問題」と述べた。たとえば「避難所がどれだけ酷い状況か、避難者がどんなに辛い状況か伝わらなくなってしまう。お上からもらった情報だけでよいのか?」と。

久田さんは「被災者や当事者にはなれないけれど、メディアの役割はそれでも”心”に寄り添い、声を届かせることではないか」と、自身が原発事故取材で痛感したことを語る。

さらにここから「取材者の功名心」問題について話は展開する。

「メディアにも功名心はあるだろう。しかしそれを全部迷惑といって排除したら最後に残る風景ってなんですか?政府と自治体の情報や支援しか残らないのでは?」と青木さんが問うと、久田さんは「東日本大震災などでは一部だが功名心だけと思えるような人もいた。もっと時間経って取材すれば?と思う人もいた」と。

では功名心か否かを誰が判定するのか?お前はオッケーと政府が決めるのはおかしいし、X世論が決めるのもおかしい、と議論は白熱する。「発表したもので判断されるべき、メディアの矜持を持って取材すべき」(久田)と。ここらへん、ぜひ一緒に考えてほしいと思った。※ライブでは具体例が次々に出ています。

このあと「松本人志文春報道」「自民党裏金問題」へと話は進む。今回のライブを通して青木さんが主張していたのは「お誕生日会」と「筋トレ」について。

いきなり、かなり、火がついてます。よかったら確認してください。

あと、このライブで全体的に通底していたのは文春報道にしろ安倍派の裏金問題にしろ、やはり「メディア論」でした。なぜ文春が強いのか?でも文春も将来的に盤石なのか?検察リークってどこまであるの?「検察頑張れ」は不健全、森喜朗と日本の20年、そして現在の北國新聞についてなどなど。今を知りたい、考えたい方、アーカイブ視聴をおすすめします。

https://twitcasting.tv/loft9shibuya/shopcart/281471

2月6日まで可能です。(文@プチ鹿島 連載「余計な下世話」)

 

 

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

ウェブサイト: https://tablo.jp/

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