静岡限定の超人気ハンバーグ「さわやか」初体験! 待ち時間と女性1人で行った結果
「静岡に行ったら『さわやか』にハンバーグを食べに行け!」
誰もにこう言われ始めて数年。やっと静岡に出張する機会に恵まれた。ホテルは静岡駅近く、その周辺を調べると、1店舗だけあった。さわやかの「新静岡セノバ店」である。
JR静岡駅から徒歩7分。静岡駅周辺、意外とこの1店舗しかない。
訪れたのは、平日の中日、夜18時過ぎである。近くに勤める地元の人曰く「平日ならまだ空いていると思う」とのこと。店の入口に並ぶ椅子に座って待つ人は5、6人。この人数を見て「空いてる!」と思ったが、その考えは甘かった。
受付発券機があり、その上に「待ち時間の目安 60分」の表示。この後すぐ「80分」となった。発券後その場を離れ、指示された時間が近づくと皆、店に続々と戻ってくるのだ。よくできた待機システムである。
ひとまず番号券を取り、1時間ほど店の周辺で時間をつぶすことに。番号券にQRコードがあり、順番の進捗状況がリアルタイムにわかるのがいい。店の近くには書店もあるし、カフェもあり、地下にはスーパーも。
とはいえ、待ち時間が短縮されることは結局なかった。ほぼきっちり1時間以上待った。
店のベンチで待つこと十数分。やっと順番が回ってきて、座席に案内された。女性1人客だったが、4人がけの大テーブル。後ろに1時間以上待っていると思うと、やや気が引けたものの、座席を指定されたので仕方ない。
よく店内を見渡すと、1人しかも女性客もけっこういた。車でしか行けないような郊外店なら家族連れが多そうだが、駅チカ店舗だからだろうか。カウンター席などは見かけず。
看板商品は「げんこつ」(250g)もしくは「おにぎり」(200g)である。セットがお得。初来店ならまず定番と、店員さんにすすられるがままに「げんこつ」を注文した。
料理が来るまでの待ち時間、テーブル上の紙を見る。よく見ると、すごろくである。
「さわやか」に関するエピソードや出店時期などが載っている。おもしろい。思わず見入ってしまった。
さわやかは現在、静岡県内のみ34店舗ある。これを見ると、さわやかの歴史がよくわかる。
思わずこのすごろくを持ち帰りたくなった。しかし、この後にできたてのハンバーグがやって来て、このすごろくは油まみれになった。無念。
ついに、熱々の「げんこつ」ハンバーグが運ばれてきた。店員さんがハンバーグを真ん中で豪快に切ってくれるのが、さわやか名物。じゅわぁぁぁぁっと、ハンバーグの肉汁が鉄板にあふれ出る。ソースもドバっとかけてくれた。
熱々で、じっくり食べ始める。おいしい、とてもおいしい。しかも250gもあると、女性にはボリューム満点である。セット1500円足らずでこれだけ味わえたら、もう大満足。
初めてのさわやか、コスパ最高だとただただ実感。当然リピートしたい。とても人気なのが、行ってみて食べてみてよくわかった。
ただ、本当に混んでいる。土日祝のランチやディナーの時間帯など待ち時間を想像するだけで恐ろしい。この日も営業時間終了より早く、受付終了となっていた。「何時間でも待つ覚悟」「できる限り早い時間に訪れて発券する」のが必須である。それでも食べる価値は大いにあると断言する。
げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか
https://www.genkotsu-hb.com/
(Written by AS)
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