賃貸物件に一人で住んでいる人の活動状況を見守る新サービス「でんきでミマモ」

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賃貸物件に一人で住んでいる人の活動状況を見守る新サービス「でんきでミマモ」


ビッグと北海道電力は、賃貸物件への高齢者の入居促進を目的に、賃貸物件に一人で住んでいる人の活動状況を見守る新サービス「でんきでミマモ」を12月1日(金)より提供中だ。

カメラやセンサー等の設置は不要

高齢化が進む日本において、北海道の高齢者世帯は増加傾向にあり、なかでも札幌市における単身高齢世帯数は、2035年度には約14万世帯、全世帯数に占める割合は約16%に達すると予想されている。

一方で、孤独死発生による賃貸物件の価値低下等の懸念から、賃貸物件への単身高齢者の受け入れをためらうケースが多く発生しており、単身高齢者の住宅確保が社会課題となっている。



新サービス「でんきでミマモ」は、賃貸物件に設置されたスマートメーターで計量される30分単位の電気の使用量データを解析し、活動状況に変化があった際に入居者本人および入居者の親族等に自動で通知するもので、カメラやセンサー等の設置は不要だ。

また、状況に応じてビッグの管理スタッフによる現地訪問も行われるため、ビッグを通じて同サービスを活用することにより、賃貸物件オーナーは単身高齢者を賃貸物件に受け入れやすくなるだろう。

ビッグと北海道電力は、同サービスを通じて、高齢世帯が安心・安全に生活できる住環境づくりに努めていくという。

より暮らしやすい社会の実現に貢献

ビッグの代表取締役副社長・村上晴彦氏は、“(前略)近年、単身高齢者の住居問題が社会問題になってきており、賃貸住宅市場においても単身高齢者の入居希望も増加傾向の中で様々な課題を抱えております。インフラ企業である北海道電力と提携することで、地域の様々な社会課題を両社のテクノロジーとネットワークを活用して解決し、より暮らしやすい社会の実現に貢献してまいります。”とコメントしている。

また、北海道電力・取締役常務執行役員の鍋島芳弘氏は、“(前略)北海道は単身高齢者の住居問題をはじめとした、様々な課題が顕在化していることから、エネルギー分野にとどまらず、「共創」の考えに基づき、ビッグをはじめとする北海道に根差した企業様とともに、様々な分野の社会課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現を目指してまいります。”とコメントした。

この機会に、電気の使用量データを活用した新サービス「でんきでミマモ」をチェックしてみては。

ビッグ:https://www.big-gr.jp/
北海道電力:https://www.hepco.co.jp/

(江崎貴子)

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