【京都府京都市】イオンモール京都桂川で「アルミ付き紙パック」回収リサイクル促進イベントを開催!
イオンモール京都桂川にて、アルミ付き紙パックの回収・リサイクルを促進するイベント『手と手を取って、リサイクルの輪を広げよう~アルミ付き紙パック回収はじめます~』が、11月26日(日)に開催された。
同イベントは、食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパックとイオンリテール、テラサイクルジャパンが共同で開催したイベントだ。
リサイクル率の低いアルミ付き紙パック
同イベントでは、日本テトラパック代表取締役社長のアレハンドロ・カバル氏、イオンリテール近畿カンパニー支社長の川本昌彦氏、テラサイクルジャパン代表のエリック・カワバタ氏が登壇。
加えて、同取り組みをサポートしている京都府副知事の山下晃正氏も登壇し、4名でイオンの一部店舗におけるアルミ付き紙パック回収のスタートを宣言した。
京都府公認キャラクターまゆまろと一緒にスペシャルゲストとして、気象予報士・防災士で紙芝居師でもある、くぼてんき氏のパフォーマンスや、
総合地球環境学研究所 教授の淺利美鈴氏によるトークショーも行われた。
また、ワークショップ「どれがリサイクルできるかな?紙パックでリサイクルチャレンジ!」も実施。
印刷工業会液体カートン部会とダイナックス都市環境研究所の「アルミ付飲料用紙容器のリサイクルフロー調査報告書(2021年度実態)」によると、現在アルミ付き紙パックのリサイクル率は3.4%と低く、そのほとんどが燃えるゴミとして焼却されている。
牛乳パックのようにリサイクル可能にもかかわらず、店頭や行政での回収拠点が少なく、地域も限定的なのが要因だ。同取り組みによりリサイクルへのアクセスがしやすくなることで、アルミ付き紙パックの回収促進・リサイクル率向上を目指していくという。
京都府副知事などイベント登壇者によるコメント
登壇者の日本テトラパック代表取締役社長アレハンドロ・カバル氏は、「このようなアルミ付き紙パックのリサイクルの取り組みを、環境問題に先行して取り組んでいる京都府で開始できることを嬉しく思います。
国内最大のリテールであるイオン様のご協力の下、回収拠点を増やし消費者への認知を上げるとともに、テトラパックとしても容器の再生可能資源比率を上げることで、2030年の目標に掲げる自社の温室効果ガス排出ネットゼロを目指していきたいと思います」とコメントした。
また、京都府副知事の山下晃正氏は「地球環境問題というのは自分から遠いところで起こっていると思いがちですが、日頃の生活を少しずつ変えていくことが大切だと思っています。一人ひとりが一歩ずつ、リサイクルに取り組んでほしいと思います」とコメントを寄せている。
リサイクルに興味がある人は、日本テトラパックの取り組みに注目してみては。
日本テトラパック:https://www.tetrapak.com/ja-jp
(佐藤 ひより)
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