秋葉原でツキイチしか営業しない幻のカレー屋『香辛酒臓』に行ってみた

秋葉原でツキイチしか営業しない、幻のカレー屋『香辛酒臓』(東京都台東区台東1-33-4)に行ってみた。完全予約制で、インスタグラムなどのSNSからダイレクトメッセージを送ることで予約ができる。

ランチタイムに『香辛酒臓』としてツキイチ営業

『香辛酒臓』はJR秋葉原駅や地下鉄末広町駅から徒歩圏内。ふだんは『ジャーニー×ジャーニー ボックスラウンド 2号店』という料理店だが、月に一度だけ、ランチタイムに『香辛酒臓』として営業している。

スパイス感じつつコリコリコリコリ

カレーやスパイス系の惣菜がメインの料理店。毎回メニューの内容は変わるようだ。今回はカレープレート(2500円)と、タチャールと呼ばれるスパイス惣菜の盛り合わせ(1600円)をオーダー。スパイス系のソフトドリンクやお酒もオススメらしく、まず最初はクラフトコーラ(500円)を飲むことにした。

お通しもスパイス感ガッツリでウマイ! コリコリしてるー! スパイス感じつつコリコリコリコリコリコリコリコリコリしながらクラフトコーラのスパイスも楽しむ。

ツキイチでしか食べられない激レア料理

まず最初に出てきたタチャールの盛り合わせ。タチャールは単品でもオーダー可能だったが、ツキイチでしか食べられない激レア料理であることを考えると盛り合わせオーダーは不可避。

まさにヤミツキ惣菜

茄子、蓮根、牛蒡とナッツなどなど、複数のスパイスがきいた惣菜。これ、本当に最高。日本の古き良き昭和メシのオカズにも通ずるものを感じる。素朴なテイストながらメシが食べたくなる、酒が飲みたくなる、まさにヤミツキ惣菜。

スパイスが、食材のおいしさを引き出す魅力にあふれてる。たまらん。

豪快にライスにカレーをぶちまけて食べる

そもそも、カレープレートにも複数の惣菜がモリッと盛られているのだ。鶏肉と冬瓜のカレーはサラサラ系。鶏肉はじっくりと店主が塩麹に漬けたもの。食べ方は人それぞれだと思うが、筆者は豪快にライスにカレーをぶちまけて、惣菜とともに混ぜつつ食べる。

スパイスを感じさせつつ辛さに頼らない

うまい。うますぎる。そして良い、良すぎる。何が良いかって、スパイスを感じさせつつ、辛さに頼らないカレープレートに仕上がっている点。辛いカレーもステキだが、今回は辛さではなくスパイスの香りを楽しめるものだと感じた。

辛くないので、ガンガン食べ進められる。ひとつひとつの惣菜の味も深いところまで感じられる。そんな惣菜と惣菜が混ざり合い、さらに深いうまさが楽しめる。たまらん!

新しいスパイスのおいしさを知れる

どこから食べてもスパイス。何を食べてもスパイス。ドリンクもスパイス。そんなスパイスざんまいが楽しめる『香辛酒臓』。

もしカレーやスパイス料理が好きならば、予約をして食べに行ってみるといいかもしれない。きっと、新しいスパイスのおいしさを知れるはずだ。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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