にんじん保存!冷凍1カ月&冷蔵3週間、常温1週間もたせるコツ

にんじん保存!冷凍1カ月&冷蔵3週間、常温1週間もたせるコツ

いろいろな料理に使えるにんじんは、多めにストックしておきたいところ。冷蔵庫で1~3週間もつため、保存にも適しています。この記事では、冷凍や常温も含めてにんじんを長持ちさせる保存方法をまとめて紹介します。

冷凍保存

流水で洗い、料理しやすい大きさに切る。

にんじんを料理しやすい大きさに切る

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煮物用に乱切り・輪切りにする場合は、面取りをしておくと煮崩れを防ぐことができます。

1をキッチンペーパーではさみ、軽く叩くようにして余分な水気をふき取る。

にんじんの水気をふき取る

2を冷凍保存袋に入れ、空気を抜いて平らにならす。

冷凍保存袋に入れて平らにならす

3をアルミ製バットなど金属トレーにのせて冷凍庫に入れる。

金属製のバットやトレーにのせて冷凍庫に入れる

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・アルミやステンレスなど、熱伝導のよい金属製のバットやトレーを使うことで手早く凍らせることができ、味や食感、おいしさを保つことができます。
・冷凍庫の扉を開閉しない時間帯(外出時や就寝時など)に冷凍すると、効率アップにつながります。

【使い方】
調理の際は解凍せず、凍ったまま料理に使う。

【保存の目安】
1カ月

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いろいろな野菜が少しずつ余ったときは、「根菜ミックス」にして冷凍するのもおすすめ。あらかじめ使いやすい量に小分けしておけば、取り出してすぐに使えます。にんじんのほか、じゃがいも(※)とタマネギをセットにして冷凍しておけば、カレーやシチュー、肉じゃがなどに使えます。
根菜ミックスの作り方はコチラ

生のまま冷凍したじゃがいもの食感が気になる場合は、一度茹でるか、電子レンジで加熱してから冷凍しましょう。

冷蔵保存

●丸ごとのにんじん

キッチンペーパーなどに包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。

丸ごとのにんじんはキッチンペーパーに包み野菜室に立てて保存

●使いかけのにんじん

ラップで包み、野菜室に保存します。

使いかけのにんじんはラップで包み野菜室で保存

【保存の目安】
1~3週間

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にんじんは水気があると腐敗しやすくなります。にんじんを入れたビニール袋内に水蒸気がたまっていたら水気をふいて、できるだけ早めに使い切りましょう。

●葉つきのにんじん

葉と根を切り分ける。

葉つきのにんじんは葉と根を切り分ける

葉をキッチンペーパーなどに包んで野菜室に保存する。

葉はキッチンペーパーに包み野菜室で保存

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葉を付けたままにしておくと、葉に水分を奪われるため、すぐに切り分けます。葉は風味が落ちやすいので早めに食べましょう。

常温保存(冬場限定)

キッチンペーパーで包んだものを新聞紙にくるんで、通気性の良い冷暗所においておきましょう。芽が伸びる前に食べきります。

【保存の目安】
1週間~10日間

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夏場は冷蔵・冷凍保存しましょう。

にんじんの選び方、下ごしらえの仕方はコチラ
にんじんの栄養はコチラ
品種による味や食感の特徴はコチラ

最後に

冷凍、冷蔵、常温などでにんじんを保存して、上手に使い切りましょう。

[にんじん]料理別の切り方と保存法

[にんじん]料理別の切り方と保存法

β-カロテンの含有量は、野菜の中でもトップクラス。生育には低温が適し、生産地を移動しながら一年中つくられています。日本には、中国を経て17世紀に伝来。短く太い西洋種が主流です。

最終更新:2023.10.25

文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):

田村裕未

(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
出典:
JAグループ「ニンジン」(にんじんの保存方法)
独立行政法人農畜産業振興機構「月報野菜情報 にんじん」(にんじんの保存方法)
農林水産省「簡単な冷凍ワザで野菜を新鮮においしく」(にんじんの冷凍保存方法)
香川県三木町 住民健康課健康係「管理栄養士の食育LIFE通信」旬を楽しむ~新じゃがいも~(じゃがいもの冷凍保存)

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