環境問題に関心を持ち続けるために自然との接触機会を増やすのは有効!
「釣りをする頻度が高い人ほど、海や川の環境問題への意識が高い」
これは、釣りエサの総合卸しメーカーの広松久水産株式会社(ヒロキュー)が、全国の釣り経験者を対象に実施した「釣りの環境問題やマナー、ルールに関する意識調査」によるものです。
「釣りをする際に海/川の環境問題について意識していますか?」という問いに対して、週1回~月1回以上で釣りをする人たちでは、9割以上の人が意識していると回答しています。
※「ヒロキュー調べ」より
【調査概要】
調査対象:20代~60代以上の男女357名
集計方法:インターネット調査
調査期間:2023年6月30日~2023年7月6日
※調査結果の数値は小数点第2位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
■釣り経験者を対象にした意識調査から読み解けること
この調査結果で興味深いと感じたのは、釣行の頻度によって環境問題への意識に顕著な差がある点です。
釣り経験者のうち、釣行が週1~月1回以上のグループでは、約92%が意識している、もしくは、少し意識していると回答しているのに対し、半年~数年に一度のグループでは約62%に留まっています。釣り経験者を対象にした調査ということもあり、全体的に環境問題への意識は高めだなという印象を受けました。ただ頻度の違いでこんなに差があるのは意外な結果とまでは言わずとも、インパクトのある調査結果だと思いました。
接触機会が増えるほど自然との距離感が近くなり、自然との距離感を身近に感じることで、自然環境が汚されることへの危機感も沸き、目の前にある環境を守りたいという意識は高まります。逆に、自然との接触機会が少なくなると、環境を害するような行為にもどんどん疎くなり、自分たちの生活の利便性を優先するような価値観に、知らないうちに偏ってしまうと改めて考えさせられます。
人間が太刀打ちできないような災害が世界中で起こる昨今、日本でも気候変動や環境問題への意識は少しずつ定着してきている感覚はあります。社会にSDGsという概念が浸透してきている実感もありますが、この調査結果を踏まえて、環境問題の意識を一過性のものにしない、持続可能なものにするためには、自然を身近に感じる機会を増やすことがとても有効であると気づかされます。
■釣りは自然と触れ合える身近なレジャー
釣りはコロナ禍でブーム再燃のキャンプとも好相性で、人気のアウトドアレジャーのひとつ。釣りの楽しみといえば、魚との駆け引きですが、それ以外にも自然の中で過ごすことで得られる癒しや、釣った魚をいただくことも欠かせない釣りの醍醐味です。様々な自然からの恩恵を受けることで、魚たちの住む環境に意識が向くのはごく自然なこと。魚が釣れる(たくさん生息している)スポットを探していると、水の中だけでなく、虫や鳥、植物などの周辺環境にも意識が向きます。
■釣りの障壁となる“釣りエサ”のハードル
釣り好きの父に同行して昔から釣り経験のある私自身、釣りの魅力は理解しているつもりですが、自ら積極的に釣りをしたいとイマイチ思えないのは「エサ」にまつわるアレコレが要因となっています。
・エサって何を用意すればいいの?
・どこで調達するの?(冷蔵保存?)
・余ったエサはどうすればいいの?(撒いちゃってOK?)
<エサは何を用意すればよいか>
何が釣れるか(何を釣るか?)で用意するエサに違いがあるのか?むしろ用意するエサによって釣れる魚が違ったり、釣果量に影響があったりするのか?虫や雑魚みたいな生き餌がベストなの?などなど。
<調達方法と保存方法>
釣りスポットにはエサを購入できる売店があるけど、冷蔵もしくは冷凍?生ものだとすると保存方法が気になります。
<余ったエサはどうすべきか>
次回の予定がない場合、エサを水辺に撒いてもよいのか否か。
こんな素朴な疑問があります。生き餌(生もの)は臭い、手で触るのは抵抗もあるし、クーラーボックスでエサを管理する、そんなイメージがあります。
■釣りを遠ざけていたエサのイメージが変わった!
100%天然素材の環境に優しい釣りエサで、「海も川も湖もこれひとつでOK」という万能な釣りエサがありました。釣りエサ独特の臭いやベタつきがなく手が汚れない、好きな長さにカットして針に刺すだけという、釣りエサのハードルを見事に解消してくれる頼もしいアイテムがしっかりと商品化。エサのハードルが解消したら、釣りが一気に身近なレジャーになりそうです。
ヒロキューの「PoKEBAIT(ポケベイト)」
・川、海、湖どこでもOK
・手が汚れない、ニオイも気にならない
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