夏休みも終盤に差し掛かった8月23日、株式会社ランクアップの本社には、元気いっぱいの子どもたちの楽しげな声が響きました。
同社が実施した「夏休みの宿題に関する調査」での最も大変な宿題は「自由研究」がダントツ1位という結果を受け、子どもを持つパパママ社員をサポートしようと「自由研究イベント」が開催されました。当日の様子を取材しましたので、詳しくご紹介します。
◆一番大変な宿題は「自由研究」がダントツ1位
子連れ出社OKなど、女性活躍推進企業として取り上げられることも多いランクアップ。同社では2023年7月24日から7月31日までの期間、20代から60代の子育て経験のある男女417名を対象に「子どもの夏休みの宿題に関する調査」を実施しました。
子どもを持つ方に「お子様の夏休みの宿題を手伝ったことはありますか?」と質問をしたところ、7割以上が「はい」と回答。「夏休みの宿題の手伝いは負担に感じますか」と尋ねたところ、「少し感じる(47.5%)」、「とても感じる(32.2%)」を合わせると約8割が負担に感じていることが明らかに。
なかでも、一番大変な宿題は「自由研究」が67.2%を占めダントツ1位という結果でした。「夏休みの宿題を手伝ってもらえるとしたら何を一番依頼したいか」との質問でも自由研究が59.7%、続いて読書感想文が24.2%となっています。自由度が高く、テーマ決めから準備、実際の自由研究の進行など手間のかかる「自由研究」に苦労している方もかなり多いようです…
【調査概要】
調査名 :子どもの夏休みの宿題に関する調査
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査期間:2023 年7 月24 日~7 月31 日
調査対象:20 代~60 代 全国の子育て経験のある男女 417 名
調査主体:株式会社ランクアップ
◆自由研究イベントでパパママの負担を軽減!
パパママにとって、かなり大きな負担となっていることが明らかとなった自由研究。“夏休みの宿題の追い込み”を手助けし、パパママをサポートすべく、ランクアップは8月23日に自由研究イベントを開催。外部から自由研究の講師・秋元可奈さん(「無制限あそび」創始者)を招き、『小麦粉がふわふわに!?小麦粉でしゅわしゅわ実験!』をテーマに、子連れ出社した社員の子どもを対象に、自由研究をサポートしました。
実験の内容は、小麦粉と食紅でつくった小麦粉絵の具に、クエン酸や重曹を足して化学反応を楽しみながら、実生活でも活用されているもの(ホットケーキや炭酸など)と結び付けて考察するというもの。とにかく元気いっぱいの子どもたちでしたが、いざ研究が始まると講師の秋元さんの話に真剣な眼差しで耳を傾けていました。
色の変化は子どもたちによってさまざまで、ピンクや青、緑など自分の好きな色を追求する姿も。中には真っ黒にしている子や、自分で考えた素材を絵具に混ぜている子もいて、子どもの発想力や想像力の豊かさには驚かされます。
質感も個性豊か。ふわふわしたマシュマロのような変化をさせている子もいれば、スライムのようなドロッとした形状にする子も。「ねちゃねちゃ」「固まってきた!」といった声も聞かれ、実験を楽しむ様子が見られました。
こういった取り組みは、パパママの負担軽減につながることはもちろんですが、学校以外の場でたくさんのお友達や大人との出会いがあり、子どもたちにとっても貴重な学びの機会になるのではないでしょうか。