殺人事件の現場にいた“いるはずのない何か” 韓国発フェイクドキュメンタリーホラー『トンソン荘事件の記録』10月公開[ホラー通信]
殺人事件の謎をめぐる韓国発のフェイクドキュメンタリーホラー『トンソン荘事件の記録』が10月27日より公開されることが決定した。
30年前に旅館トンソン荘で起きた、アルバイトの男が恋人を殺害した事件。その一部始終が記録されたビデオには、映っているはずのない“何か”が映っていた――。本作は、そのビデオに映っていた“何か”を調査する過程を描いたフェイクドキュメンタリー。約30秒の特報映像では、その“何か”らしきものや、不穏なフッテージの数々を見ることができる。
併せて場面写真が解禁。殺人現場のシーンを捉えたものや、顔にべったりと血をつけて何かを咥えている女性、ひとりだけ目線の入っていない古いクラス写真、監視カメラに写り込んだ女性といった、つながりの不明な不気味な4枚だ。
『トンソン荘事件の記録』
10月27日(金)より、シネマート新宿・心斎橋ほか全国ロードショー
出演:ソ・ヒョヌ、チョ・ミンギョン/監督:ユン・ジュンヒョン
原題:마루이 비디오/英題:Marui Video
<ストーリー>
1992 年、釜山の旅館「トンソン荘」で殺人事件が起きた。旅館のアルバイトの男が恋人を連れ込み、隠しカメラで部屋の様子を撮影。しかし、男はその部屋で恋人を殺害してしまう。逮捕された男は、心神耗弱による無罪を主張したが、判決は無期懲役。そして、仮釈放の1年前に自ら命を絶った。その殺害の一部始終が収められたビデオは、その残虐性から当局によって封印された。しかし、検事の間で話題になったのは、殺害の様子ではなく部屋の鏡に映っていたものだった。それは、男でも恋人でもなく、そこにいるはずのない何かの姿。取材班は、その真相を突き止めるべく調査を開始。その様子を記録映画として撮影するが――。
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