自然な対話を実現、いたずら質問にも対応するChatGPT活用チャットボット「AIデジタルスタッフ」
ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」を提供する株式会社ecbeingは、強力な自然言語処理モデルのChatGPTを組み込んだチャットボットシステム「AIデジタルスタッフ」をリリースしたことを7月に発表しました。
同システムはecbeing以外のユーザーでも月額1万円から利用可能。機械学習に必要な情報収集が不要で、すぐに運用できます。
人間のように自然な対話を実現
AIデジタルスタッフは、顧客の質問や問い合わせに対してリアルタイムでその内容に即した最適な回答を生成するシステム。ChatGPTを活用することで強力な自然言語処理を実現し、数多くのデータを学習することで人間のように自然な対話を行うことが可能です。
文章化された回答・関連ページのURLを自動表示
AIデジタルスタッフが導入されたサイトでは、AIチャットボタンが表示されます。顧客がAIチャットボタンをクリックして、入力エリアに質問内容を入力して送信ボタンを押すと、質問が読み込まれ“文章化された回答”と“関連したページのURL”が自動で表示されます。
これにより、顧客は知りたい情報をすぐに知ることが可能。一方、サイト運営側は今まで窓口担当者が対応していた業務をAIデジタルスタッフで自動対応することで、顧客満足度向上と業務工数軽減を実現できるでしょう。
一般的な質問のほか、いたずら質問にも対応
AIデジタルスタッフでは、商品に対する質問はもちろん「配送方法」「支払方法」「ログイン方法」「会社概要」「店舗」などの一般的な質問やサイトに存在するコンテンツの検索に対してもおおむね問題なく回答します。また、いたずら質問への対応も可能です。より優れたAIデジタルスタッフの開発へ
AIデジタルスタッフのリリースに伴い、ecbeingではユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れて改善を図り、より使いやすく優れたAIデジタルスタッフの開発に努めるといいます。
また、今後は問い合わせ機能の延長線上の機能だけではなく、OpenAIの強みである対話型を活用した機能を提供することで、顧客に適切な商品やコンテンツ・情報を提案する“オンライン上の接客スタッフ”を目指していく予定です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000007074.html
(文・Haruka Isobe)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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