マジ革命的! バーガーキング公式「全部バンズバーガー」を食べてみた結果

バーガーキングといえばデカ盛りバーガーだったり、チーズ入れすぎバーガーだったり、インパクトのあるハンバーガーで世の中を驚かすファストフード店として愛されているが、とんでもないバーガーが誕生した。

具はバンズだけ! 全部バンズバーガー

バンズでバンズをサンドした全部バンズバーガーである。つまりパンでパンをサンドしている。米をオカズにおにぎりを握ったようなものである。これ、タイのバーガーキングが発売して話題となったのだが、実は日本でも食べることが可能なのだ。

「Have It Your Way」システムによって作れる

ちなみに、タイのバーガーキングに「肉だけバーガー」「チーズだけバーガー」「バンズだけバーガー」などに関して取材をしたところ「基本的にですが、お好みの食材を追加または削除できる「Have It Your Way」システムによって作ることが可能です」との返答を得た。つまり、世界中どこのバーガーキングでも作れるのである。

日本のバーガーキングで作ってもらった

ということで、日本のバーガーキングに行って「全部バンズバーガー」をオーダーしてみた。しかし、どうオーダーすればよいか?

そこで考え、店員さんにタイの全部バンズバーガーの写真を見せながら「チーズバーガー5個を使って全部バンズバーガーを作ってください」「余った具材はいりません」と伝えた。

……すると、店員さんは少しだけ考え、把握し、「わかりました!」とのこと。嬉しい! というか、さすがだバーガーキング。まさに「Have It Your Way」ではないか。その心意気がi’m lovin’ it!!

あまりにも軽い「全部バンズバーガー」

手渡された「全部バンズバーガー」だが、あまりにも軽い。バーガーキングのバーガーは、いつもズッシリとした重量を感じるものだ。ビーフパティ、チーズ、野菜などがギッシリとサンドされているからである。しかし「全部バンズバーガー」は軽い(笑)。まあ、バンズしか入ってないからな!

開封前の見ためは完全にハンバーガーだ

ということで、さっそく持ち帰って袋から取り出した。バーガーラップ開封前の「全部バンズバーガー」は、見ためは完全にハンバーガーだ。しかし著しく軽い。はたして中はどうなっているのか……。

ハンバーガー人生のなかでいちばん衝撃を受けた

ウホッ♪ まさに全部バンズしかねえ! 完全にバンズ! 完全にパン! パン2枚でパン4枚をサンドしている! 確かに全部バンズバーガーだ! 正直、筆者はいままで見てきたハンバーガーのなかでいちばん衝撃を受けたかもしれない。

凄まじい発想力のバーガーキング

バーガーキングでチーズ1000枚バーガーもオーダーしたし、ベーコン1000枚バーガーもオーダーしたが、それよりもバンズでバンズをサンドするという発想のほうが衝撃的だ。凄まじい発想力のバーガーキングといえよう。

<筆者のTwitterコメント>

「バーガーキングでチーズ1000枚トッピングしたことがある。お店でオーダーしたら店員さんたちが「ざわ…ざわざわ……」。でも作ってくれた。チーズ大量すぎて下のバンズが目視で確認できず。上のバンズが帽子のように乗ってる。バーガーキングのチーズはウマイから、飲みながらのツマミに良き。うまい」


つまりパンがあるのみ!

あまりにも衝撃的すぎる「全部バンズバーガー」だが、本当に中身は入ってないのか? ピクルスとかソースが入ってたりするのではないか? ということで、バンズを持ち上げてみた。

……ない。ない。ない。何もない。そこにあるのはバンズだけ。つまりパンがあるのみ! 筆者はバーガーキングに行ってパンを買ってきたわけだ。バーガーキングがパン屋だったとは知らなかった……。

バンズそのものの味を味覚で感じられる

実際に食べてみたが、うん、パンだねコレは(笑)。でも、これ、なかなかウマイぞ。よくよく考えてみたら、バンズはいつもビーフパティやチーズなどの引き立て役。主役になることはなかった。

しかしこれ、完全にパンズが主役。シンプルに、ストレートに、バンズそのものの味を味覚で感じられる。ほのかに甘く、それでいて香ばしい。上質なパンだわ!

バーガーキングのさらなる挑戦に期待

あまりにも奇抜すぎる「全部バンズバーガー」。確かに奇抜ではあるが、バーガーキングのバンズのおいしさを確認できる貴重なバーガーであることも分かった。はたして、バーガーキングは次にどんなバーガーを世に出してくるのか? 今から期待である。


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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