ゴジラのライバルか! 生きたネズミを怪獣にして撮影したネズラきたああああああ!

1964年に日本で公開された映画『大群獣ネズラ』。その制作秘話ともいえるエピソードを2021年に映画『ネズラ1964』として公開。その『ネズラ1964』が、ブルーレイ作品として2023年10月4日に発売されることが決定したという。
そもそもネズラを知らないんだけど!
っていうか『大群獣ネズラ』とか『ネズラ1964』とか何!? そもそもネズラも知らないんだけど! という人もいるかもしれない。『ネズラ1964』の公式サイトによる解説文である。
<映画『ネズラ1964』公式サイトによる解説文>
「『大群獣ネズラ』は「ガメラシリーズ」や「大魔神」以前、1964年に公開が予定された大映特撮怪獣映画の第1弾となるはずだった作品。1963年秋に撮影が始まり、「実際の生きたネズミをミニチュアの中に置き、巨大な怪獣に見せかける」という凄まじい方法で撮影されたが災難がおきた。ノミ、ダニの大量発生で大パニック! スタッフはガスマスクで撮影するなど対策をとったが、近隣住民のクレームにより、保健所が撮影禁止を勧告、ネズラ撮影は中止され、宣伝用のスチル写真と小規模のフィルムを幾つか残したまま映画は幻と消えてしまったのだ。しかし翌年、大映はネズラの失敗にもめげず新たに怪獣映画を企画し大成功に至った。それが『大怪獣ガメラ』である」
「『ネズラ1964』はそんな『大群獣ネズラ』の製作奮闘記をモチーフに描く。特撮に本物のネズミを使用したことでの苦悩や挫折、そして後の『大怪獣ガメラ』制作の奇跡へと繋がる物語である。株式会社KADOKAWA(旧・大映)企画協力のもと、1963年から1964年当時の背景を徹底的にリサーチ。『ネズラ』を最後まで諦めなかった、当時の特技監督やスタッフに敬意を払い、この作品を制作することを決意した」

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