上等カレーの期間限定企画“ブライトぶっかけ放題カレー”がヤバそうなので食べてみた結果
大阪を中心に展開している人気カレー専門店の「上等カレー」。僕が初めて食べたのはいつぞやの大阪旅行のときだったでしょうか。時期はハッキリと覚えてないけど、甘いのにスパイシーという独特な美味しさに衝撃を受けたことは鮮明に覚えています。
現在、上等カレーは大阪や関西だけでなく、関東地方や富山県などにも店舗を展開。割といろいろな場所で食べられるようになりました。少なくとも大阪まで行かなくても食べられる。ありがたい世の中になったものです。
そんな上等カレーが一部の店舗でなにやら怪しげなキャンペーンを展開するとの情報を入手。その試食会にご招待いただいたので行ってきましたよ。
クリーミングパウダー「ネスレ ブライト」ぶっかけ放題!
そのキャンペーンとはネスレ日本とコラボした「カレーに“追いブライト”してみない?」という企画。ネスレのブライトとはもちろんコーヒーに入れるクリーミングパウダーのことです。
そのブライトが卓上に無料で用意され、上等カレーに自由にぶっかけることができるというキャンペーン。
……これ、誰得なんだろう???
でもこれ、変な人の思いつきで急にできた企画とかではないそうです。
ネスレ日本では2021年頃からSNSなどで“追いブライト”の情報を積極的に発信し続けてきて、さまざまな料理への“追いブライト”を提案。味を薄めないまま一瞬でコクを出したり、酸味や辛味を和らげたりすることができると反響も上々だったのだそう。なるほどなあ。
上等カレーにかければそのスパイシーさをマイルドにしつつもコクが生まれてウマい!ってことなんでしょうけど、さすがにこればっかりはそのまま食べたほうがいいんじゃないでしょうか……?
もちろんどんなキャンペーンでも無料で開催してくれるのは最高ですよ。でも、甘さとスパイシーさという絶妙なバランスで成り立っている上等カレーにクリーミングパウダーなんてかけちゃったら、一瞬にして美味しさが崩壊しちゃう予感。中等カレーや下等カレーになっちゃう予感しかしないですわ……!!
全力で手のひらを返していきたい
試食会前の説明が終わり、いよいよ目の前にホカホカの上等カレーが運ばれてきました。その刹那に漂ってくるスパイシーな香りが猛烈に食欲をかき立てます。くそう、そのまま食いてえーーーーーっ!!!
しかし今回はあくまでも上等カレーに“追いブライト”をする試食会。まずはブライトを1本ブワーーーッとぶっかけていきます!
ぶっかかったあぁぁぁーーーーーっ!!!
パッと見た感じは粉チーズのようにも見えますね。粉チーズだったら間違いなくうまいですよ。でもこの粉末はブライトなのです。
牛乳をカレーの隠し味に使うって話はよく聞きますが、クリーミングパウダーをペロッと舐めてみるとやっぱり牛乳とは別モノですし、やっぱり味のポジティブなイメージが湧きません!
でもここまでしたら食べるしかない! 食うぞ! 食べるぞ! うわああああああっ!! おっ……、あっ、ああああっ……!!! ワン!! ワンワンッ!! これ、ウメェェェーーーぞーーーーーッ!!!!
これはすごい。期待値が低かったからウマく感じるとかじゃない。最初から期待して食べたとしても、その期待を軽ーく飛び越えてくるくらいにはウマい!!
事前に聞いていたとおり、ブライトをかける前の味を薄めずにコクとマイルドさをブーストしていて、口の中であとから追いかけてくるスパイスの刺激は完全にそのまま。上等カレーの個性を一切失わないままに美味しさを底上げしてくれているのです……!
思わず“追いブライト”しまくってしまった
こうなってしまってはもう止まりません。“追いブライト”は1~2本推奨とのことですが、やっぱり白い粉には中毒性でもあるんでしょうか。3本4本5本とブライトを追加したくなってしまいました……!
ここまでかけるとだいぶマイルドになって味の印象こそ変わってきますが、それでもスパイシーさが損なわれないので上等カレーらしさはそのまま。アイデンティティは完全に保たれています。素晴らしい。
個人的な好みの話ですが、ブライトをあえて溶かさず、粉末をそのままカレーと一緒に運ぶくらいの食べ方がクリーミーさを全力で味わえるし、味変してる感も強くてよかったですね!
上等カレーの美味しさはもちろんですが、追いブライトの手軽さとポテンシャルの高さが強烈だった今回のコラボキャンペーン。自宅でもいろいろなレトルトカレーに“追いブライト”してみたくなりましたし、カレー以外の料理でも積極的にチャレンジしてみたくもなりました。
キャンペーンは7月1日から8月31日まで、渋谷本店、霞が関ビル店、大和西大寺店での3店舗限定で開催されるそう。もし対象店舗に足を運ぶ機会があったら、ぜひ最後の味変に使うくらいでいいので試してみてほしいです。これは感動するぞ!
(執筆者: ノジーマ)
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