ニューヨーク人情酒場 移民の街ならでは? アメリカ女性が好むスイートな呼び名も進化中!? 「私のかぼちゃさん」にズキュン
ニューヨーク人情酒場へようこそ!これは、ブルックリンにある小さな酒場(レストラン)で起こったいろんな出来事。
大都会の夜、一杯の酒から始まる人間模様。作者はこのお店で今お寿司を作っているよ。
マスターのお父さん
とても可愛らしいマスターのお父さん。おそらく60代で、言葉はなくともいつもニコニコしています。そしてやっぱりマスターと同じく大酒飲み。
レストラン業界で働いているとスペイン語が母国語の人と働く機会が圧倒的に多いので、少しでも話せるとすごく便利です。ほとんどの人は英語が話せますが、スペイン語で少しでもコミュニケーションが取れると一気に絆が深まる実感があります。私は全く話せないので、スペイン語のレッスンを受けたいなと思いながらもなかなか時間が取れず……。酒でコミュニケーションを取っていました。
独特な呼び名
アメリカに住んでいると女性から可愛らしい呼び名で呼ばれることがあっていまだに慣れません。アジア人同士ではあまりない気がしますが、言われるとなんか嬉しい。”Honey”とか”Cupcake”とか、甘くて可愛いものが多いですね。”Pumpkin”という呼びかけには「かわいこちゃん」的な意味があり、ダーリーンは「日本人のかわいこちゃん」というニュアンスで呼んでくれたんだと思います。
アメリカで売っているカボチャは一般的には皮もオレンジ色で実も水っぽく、なかなか日本人には馴染みがないのですが、”Japanese Pumpkin”という名称で売られているものは皮が黒く中はオレンジ色の日本でよく目にするカボチャの品種です。結構どんなスーパーにも売っています。
あと、私は会話中に”Girl”と呼ばれるのも大好きです。
トシさんの帰還
やったー!トシさんが帰ってきた!しかし、ホンジュラスに行く際に機体に雷が直撃し急降下するという、ものすごい修羅場をくぐっておられました。怖くなかったか聞いたらいつでも死ぬ準備ができているから大丈夫!というものすごいスケールの答え(+笑顔)が返ってきました。今日生きていて一緒に仕事できることに感謝しようと思わされます。
NYでのお店の経営は本当に難しい。通りが一本違うだけで売り上げや客層が一気に変わるこの街で、ビジネスを続けていくためには継続した努力と改善が必要です。
仲良く楽しく働いているけれど、同じことは長くは続きません。傾いていくお店の経営。この後、さつきさんの口から衝撃の事実が語られることになります。
作者:ヤマモトレミ
89年生まれ。福岡県出身。2017年、勤めていた会社の転勤でニューヨークに移住。仕事の傍ら、趣味でインスタグラムを中心に漫画を描いて発表していたところ、思った以上に楽しくなってしまい、2021年に脱サラし本格的に漫画家としての活動を開始。2022年にアメリカで起業し個人事業主になりました。ブルックリンのレストランで週4で寿司ローラーをやっています。
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