誰でも利用OK! 気象庁の食堂で400円の朝ごはんを食べてきた

ご存じでしたか? 実は気象庁の食堂は、職員だけでなく一般の人も利用することができるんです。当記事では税込400円というお手頃価格で食べられる朝食メニューについてお伝えします。

気象庁の食堂の400円朝食

気象庁の朝定食は、ボリュームたっぷりで健康的なメニューが特徴です。まずは食券売り場で朝食を購入。250円、300円、400円の3種類のボタンがありましたが、うち2つは売り切れで販売していたのは400円の朝食だけでした。

朝食の内容は以下です。
・ごはん
・みそ汁
・納豆
・選べるたまご
・選べる小鉢

たまご料理も小鉢の種類もご飯の量も選べる親切設定

カウンターで食券を出し、食堂スタッフが目の前で用意してくれる食事をセルフでトレイに乗せていきます。ごはんは「これぐらい? もっといる?」とお茶碗を見せながらよそってくれるので、自分にとってジャストな量をお願いしました。

たまごは「目玉焼き」か「温泉たまご」のどちらか、日替わりの小鉢は「冷奴」「おひたし」「ポテトサラダ」の3種類が用意されていて自分で好きなものを選べました。随所に選べる楽しさがあり、親切でいいなと感じました。筆者は目玉焼きとポテサラをセレクト。食事用のテーブルには調味料が置いていないのでここでしょうゆをかけました。

目玉焼きは黄身が絶妙のしっとり感で、下にキャベツと紫キャベツのサラダが敷き詰められていました。納豆にはトッピングのネギが別添えになっています。お味噌汁はわかめとネギのシンプルな組み合わせ。ポテサラは角切りのじゃがいも、ブロッコリー、にんじんがマヨネーズと粗挽きコショウであえてあり、ピリリと大人の味です。

王道の朝ごはん。おかずは常温ですが、ごはんはホカホカで、味噌汁も温かく、食べるとほっとします。味はまあ食堂なので、めちゃくちゃおいしいワケではないものの、どれもそこそこおいしくハズレなしです。10品目以上の食品を食べることができ、バランスの良い組み合わせの朝食は、1日の始まりにぴったりです。400円というリーズナブルな価格なのも嬉しい。

気象庁の食堂はお茶もおいしいぞ

気象庁の食堂は地下にあるので、入ってしまうと特に「さすが気象庁!」というようなところはないのですが、床やテーブルも新しく清潔で、100席以上あり広々とした食堂のため居心地は良好です。月曜の朝9時半頃に入るとお客は私だけで、貸切気分が味わえて最高でした。

ちなみに一番感動したのはお茶です。無料で飲める給茶機があり、玄米茶と緑茶が選べるのですが、どちらもとてもおいしくて何杯もおかわりしてしまいました。よくみると小さなポップが貼ってあり「この給茶機は静岡県掛川産の茶葉を100%使用しています」との記載。「掛川市第70回全国茶品評会 深蒸し煎茶の部 産地省受賞」「第74回 全国茶品評会 深蒸し煎茶の部 産地省受賞」「全国茶品評会 3年連続農林水産大臣賞受賞」という、とても品質の良いお茶のようです。

何も考えずに飲んで「あれ? お茶おいしいなぁ」と気づくぐらいに、本当においしかったので、朝食もおすすめですが、朝食以外の時間帯でも気象庁の給茶機にお茶を飲みに行っててみてほしいです。

いつか気象庁で朝食を

気象庁の食堂の営業時間は、月~金曜日8時30分~19時00分で、朝食は朝10時までとなっています。その他メニューとして、日替わりランチは税込700円、日替わりの夕食メニューは税込500円、うどん・そば・ラーメンなども500円前後で販売しています。

気象庁の食堂
場所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目 気象庁・港区立教育センター合同庁舎 地下1階
営業時間:/土日祝定休

(執筆者: 大木奈ハル子)

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