何だこれ! やばいカップラーメンを食べてみた結果

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普段からカップ麺を食いまくる“B級フード研究家”としても活動している、ノジーマこと野島慎一郎です。僕がやっているYouTubeの視聴者さんから、なにやらやばいカップラーメンをいただいてしまったので紹介します。

その名も「やばいラーメン」。そのまんま。

これまでにやばいラーメンといえば、美味しさ度外視で激辛さを追求した某カップ焼きそばとか、賞味期限を何年もオーバーしたカップ麺とか、海外でお土産として買ったら中に虫が入っていたカップ麺とか、いろいろ食べてきましたが、自ら“やばい”を名乗っているものは初めて。

だいたいこういうのって、自分で言ってるやつが一番やべーんだ。実際、僕の一切知らないところで勝手に僕の名前や写真を使っているってところも権利的にやばい。

異様に重いのがまたやばそう

しかも手にとってみると異様に重い。カップ麺なんて通常サイズならたいてい100gちょっとだったりするんですけど、量ってみたらなんと231gもある。

生麺タイプならわからないでもないですが、ノンフライ麺と書いてあるので麺の重さではないはず。カップには原材料とかの印字もないのがまた怪しい。いったい何が入ってるんだろう。やばいって書いてあるし、もしやウンコでも入ってるんじゃないのか?

しかもフタが閉まっていない……

さらにやばいことにも気づいてしまった。よく見たらフタが半開き。しっかり閉まっていません。これはやばいというか完全にアウトだろ。やばいラーメン改めアウトラーメンだ。

新横浜ラーメン博物館「スゴメンラボ」で作れるらしい

するとカップに見つけた「スゴメンラボ」の文字。こちらはなにやら今年4月に新横浜ラーメン博物館の中に誕生したニュータッチ凄麺シリーズとラー博のコラボ施設で、麺・具材・スープ・容器を自由に組み合わせてオリジナルのカップ麺が作れるらしい。

なんだ、ニュータッチが絡んでいるなら安心だ!

どんなにやばい具材が使われていても、具材の組み合わせのセンスが絶望的でも、ニュータッチ凄麺のプロデュースする麺とスープを使えるならマズく作る方が難しいというもの。そのくらいの信頼感がニュータッチ凄麺シリーズにはあります。

安心して作り始めようと思ったら、フタもしっかり二重になっていたことが判明。なおさら安心。せっかく作ったフタをそのままの状態でとっておけるというのも優しいじゃないか。

見たことない具材がいろいろ入っていた

内蓋も開けてみると、中には具材がパンパンに封入されていました。どでかいジャガイモ、1本まるまる乾燥させたオクラ、乾燥納豆、中華あんかけなどなど、ネバネバした食材を中心に選ばれた模様。

というか、ニュータッチ凄麺シリーズはほぼほぼ食べてきたと思うけど、どでかいジャガイモとオクラが使われているカップ麺は食べた記憶がありません。このスゴメンラボ用に開発した具材なのかもしれません。気合入ってそうだなあ。

ちなみにカップには原材料や栄養情報の印字がありませんでしたが、ひとつひとつのかやくの小袋にそれらの情報を印刷した紙がついていました。

めちゃくちゃな組み合わせでもしっかりうまい

乾燥かやくを麺の上にあけ、熱湯を注いで待つこと5分。液体スープとあんかけを入れて完成した“やばいラーメン”がこちら。

スープは透明度の高い塩スープ。調べてみたらスープは味だけでなく色にもバリエーションがあるっぽかったのですが、よりによって見た目的にはまったく映えない色のものが選ばれていました。

でもいい香り。麺は平打麺でほどよく縮れていますし、見るからに繊細で茹でたてのよう。これはたまらん。

いざ食べてみると、あんかけと納豆とオクラのとろみとネバネバがぶつかり、どのパーツのとろみとネバネバなのかわかりにくかったりしましたが、味はかなりのウマさ!

旨味たっぷりのあっさり塩スープが平打麺によく絡み、シンプルにこのコンビネーションだけで圧倒的にウマい。ひとつひとつの具材もさすがすぎる完成度で、どでかいジャガイモはしっかりホクホクだし、脇役かと思ったナルトも厚切りで柔らか。奇をてらわず、本気で美味しいカップ麺を作ろうと思ったらガチで自分好みのものに仕上げられるんじゃないかと感じました。

まあでも誰かが作ったものを食べるよりも、きっと自分であーだこーだと考えながら作る工程こそが一番楽しいんでしょうし、その完成品を自ら食べれば美味しさも増すんだろうと思います。

ラーメン博物館に行く機会があったら絶対やってみよう。1回540円で作れるみたいですよ。

(執筆者: ノジーマ)

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