愛媛県今治市「複業クラウド for Public」活用の実験実施。6職種で複業人材を公募

株式会社Another worksは、愛媛県今治市と連携協定を締結。同社が展開する「複業クラウド for Public」を活用し、行政へ複業人材を登用する実証実験を、2023年6月5日(月)に開始しました。

複業人材の求人作成から登用までをサポート

「複業クラウド for Public」は、専門人材不足の自治体が、複業人材登用により地方創生を推進できるサービス。

複業人材を登用することで、DXの推進計画や広報戦略の立案など専門性の高い知見が必要な行政課題を解決することができます。

同サービスでは株式会社Another worksが、求人の作成から実証実験が終了するまでサポートします。

6職種を公募中

これまで株式会社Another worksは、42道府県・81自治体にて複業クラウド for Publicを活用した実証実験を実施。今治市は、82例目となり、愛媛県内では西予市に次ぐ2例目となります。

同市では、マーケティングアドバイザー、SDGsアドバイザー、広報戦略アドバイザー、働き方改革アドバイザー、移住定住施策づくりパートナー、65歳定年延長の戦略アドバイザーの6職種を公募中です。

6月19日(月)に公募終了し、7月上旬に登用者を内定する予定です。登用者は、7月中旬~2024年1月末の約6か月間、オンラインで定期的な業務を遂行します。なお、実験成果によっては延長する場合もあるとのこと。

今治市の魅力

今治市は、愛媛県の北端・高縄半島と瀬戸内海に連なる島々から形成されており、それらを「しまなみ海道」がつないでいます。また、沿岸部のみならず山間部も持ち合わせた自然豊かな地勢が魅力です。

「継ぎ獅子」をはじめとした伝統芸能も多種多様で、「今治タオル」や造船・舶用業など、その地理的特性を活かした地場産業が今も基幹産業として力強く根付いています。

また、近年では移住者も多く、新しいコミュニティや働き方が広がりを見せており、宝島社の『田舎暮らしの本』において、2023年版「住みたい田舎」ベストランキング全4部門で全国1位(10万人以上20万人未満のまち)を獲得しました。

今治市長の徳永繁樹氏は、今回の連携に関して、以下のようにコメントしています。

「複業人材として本市の施策に関わっていただく方々には、プロフェッショナルとしてその知見や経験を大いに活かし、他にはない魅力あふれる施策づくりを共創して、この今治に新しい風を吹き込んでいただくことを期待しています。共に頑張っていきましょう(一部抜粋)」

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000280.000047859.html

「複業クラウド for Public」公式サイト:https://forseries.aw-anotherworks.com/public

(文・Higuchi)

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