【6/12〜6/18の運勢】6月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

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【6/12〜6/18の運勢】6月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のおひつじ座の運勢

おひつじ座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

若きことをやめず

今週のおひつじ座は、新たな動き、予想外の動きをみずから作りだしていこうとするような星回り。

『鮎は影と走りて若きことやめず』(鎌倉佐弓)という句のごとし。

夏の川魚の代表である「鮎」は、川の流れのゆるかったり濁っているようなところでも釣れる鮒(ふな)とは違い、水の透明な上流域で素早く動いており、掲句ではその様子をが「影と一緒に走っている」とじつに“いきいき”と表現されている。

あなたもまた、“とぼとぼ”や“よろよろ”とするのでなく、“いきいき”や“きびきび”とした動きを体現できるよう心がけていくべし。

今週のおうし座の運勢

おうし座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

直接的な交差感覚

今週のおうし座は、頭よりも手で感じたことにこそ、おのれを託していこうとするような星回り。

ユダヤ教学者の前島誠は、ヘブライ語で「手」「力」「傍ら」などを意味する「ヤード(YD)」という名詞から、「手でする」を原意とする動詞やさらにその派生語が作り出されたとして、次のような聖書の一節を取り上げています(『不在の神は<風>の中に』)。

「暮らしを支えるために朝早くから夜遅くまで身を粉にして働いたとしても、それが何になるのか。主は愛する者に必要な休息をお与えになるのだから。」(詩篇127・2)

あなたもまた、何によって知るべきかという“最初の一手”に立ち返っていきたいところです。

今週のふたご座の運勢

ふたご座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

健やかなる病人

今週のふたご座は、ひっそり静かに生まれ変わっていこうとするような星回り。

『亀の子のすつかり浮いてから泳ぐ』(高田正子)という句のごとし。

「すっかり浮いてから」という口語表現のやわらかさに、どこか人混みのなかのストレスや人間社会のせわしなさとは隔絶した「亀」の生きる悠久の時の流れが感じとれますが、これを人間が実践しようとするとなかなかの工夫と忍耐が必要なのではないでしょうか。

あなたもまた、掲句に詠まれた「亀の子」になったつもりで過ごしてみるといいでしょう。

今週のかに座の運勢

かに座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

赤信号みんなで渡れば怖くない?

今週のかに座は、搾取が当たり前の世界と適切に距離をとり、対等に渡りあっていくための戦略を粘り強く養っていこうとするような星回り。

例えば、世間話というのは天気の話だったり昨日見たテレビの話だったり、必ず「みんな」が分かるようなことしか言及されず、その当たり障りなくスムーズなコミュニケーションに割って入って「本当にそうか?」「本当はどう思ってるの?」などと口を挟むようなことはあってはならないのです。

哲学者のハイデガーは、「世間話」「好奇心」「曖昧さ」の三つに特徴づけられる生き方こそ、世の人が抗うこともむなしく飲み込まれているものの正体なのだとして、それを「頽落(たいらく)」と呼びました(そのまま訳せば「没落」ないし「退廃」)。

その意味で、今週のかに座もまた、そこから完全に抜け出すことは難しく、どんどんその深みにはまりがちな「頽落」と自分との距離感を今一度確認していくべし。

今週のしし座の運勢

しし座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

かそけき環境こそ主役

今週のしし座は、改めて心を広くもつということを学んでいこうとするような星回り。

『河骨(こうほね)の花に添ひ浮くいもりかな』(高浜虚子)という句のごとし。いもりは人に疎まれはするけれど、花はその限りでなし。人間の側からすれば、どうしても人間こそがこの世界の好悪の鍵を握っているものだと考えがちになるのも仕方のないことですが、世界はそれだけで成立するほど狭苦しいものではないでしょう。

ほら、現に河骨の黄色い花はいもりの黒に寄り添って、目に鮮やかな美しいコントラストを形成してるじゃないか、と。

あなたもまた、どれだけ大多数の人間に嫌われていようとも、枠を取り去りさえすれば寄り添ってくれる相手がいるのだということに気が付いていけるはず。

今週のおとめ座の運勢

おとめ座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

共同体の賦活を担う

今週のおとめ座は、形骸化した共同体に風穴を開けて賦活していこうとするような星回り。

古代文学を専門とする西郷信綱は、『神話と国家』に収録された「役小角考」において、山林への亡命者=修験者の存在こそ成人式の原型だった述べています。

役小角は山中の洞窟に居たとされますが、西郷はそれも比喩的には母の胎であり、隔離の生活を典型化したものであると解釈した上で、共同体が内部で硬直していくのを防ぐために不可欠な新陳代謝を促すための原理の象徴として役小角を捉えたのです。

あなたもまた、家庭であれ会社であれ、共同生活からの隔離や集団原理の否定としての孤独を改めて意識させられていきそうです。

今週のてんびん座の運勢

てんびん座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

変化の波をとらえる

今週のてんびん座は、やがて色が変わっていくだろう予感を噛みしめていくような星回り。

『黒南風や切傷に沁む運河べり』(秋元不死男)という句のごとし。梅雨前線が北上していく前後の天気を黒、荒、白と表す、先人の感覚には心憎いほどの的確さがあります。しかし、漁船をあやつる漁師たちにとってはこの微妙な天候の変化が死活問題となり、さらに掲句では生活だけでなく内面にも無視できない影響を及ぼしている訳です。

ここでいう「切傷」とは、新たな季節の到来を受けて浮かび上がってきた古い記憶であり、言わば「魂の裂け目」のようなものとも言えるかもしれません。それがうずく。うずくだけに留まらず、時化った海のごとく次第に勢いを増してこちら(陸=築き上げた現実)の安泰を脅かしてくる。

あなたもまた、破壊と再生への予感と覚悟に貫かれていきそうです。

今週のさそり座の運勢

さそり座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

できるだけ何もしない

今週のさそり座は、直感力が高まって、おのずから占い師化していくような星回り。

精神科医の新宮一成は『メディアと無意識』のなかで、災害や疫病、飢饉などが多発していた中世日本社会においては、人びとが自分の見た夢を他者と共有したり、言及しあう情報空間が構築されていたのだと述べています。

これはあくまで一つの仮説なのですが、社会不安が強まってくる時というのは、自然と占い師が増えるというより、誰しもが占い師的な側面を持つようになったり、占い師的な行為をするようになるのではないでしょうか。

あなたもまた、現代における「夢の民主化」の一端を担うような受信を自分でも気付かないところで行っていくのかも知れません。

今週のいて座の運勢

いて座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

肉の食い入るや

今週のいて座は、人間間の不気味な現実に突き当たっていこうとするような星回り。

『蝸牛つるめば肉の食ひ入るや』(永田耕衣)という句のごとし。掲句の「蝸牛」はかわいらしく牧歌的な雰囲気とは一線を画し、生殖の交わりをしているその光景は、まるで「肉と肉とが食い入る」かのようで、ぬるぬるした体表の質感とあいまって不気味でさえあります。

あるいは、作者の目の前で実際にそうした光景が広がっているのではなく、作者が頭の中で「蝸牛が交わるとどうなるのだろう」と想像しているのかも知れません。それならなおのこと、作者の想像は恐ろしい。つまり、作者はここで蝸牛のかなしみを詠むと同時に、人間のかなしみをも詠っているわけです。

あなたもまた、人と人とがつるんでいく上で必ず伴ってくるかなしみや残酷さに直面していくことになるかも知れません。

今週のやぎ座の運勢

やぎ座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

生産性/効率性の罠にはまらないために

今週のやぎ座は、まずは自分と仲良くしていくための時間を大切にしていくような星回り。

哲学者の戸谷洋志は『スマートな悪』において、ナチスを例に挙げ当時ユダヤ人の虐殺に加担した人びとはまともな良心を持たない人でなしだったのではなく、「まるでスマートフォンのシステムが自動的にアップデートされるように、良心を自動的に更新されてしまった」のだと指摘。

その上で、「最適化を至上の原理とする社会」へと向かいつつある現代社会はそうした「悪の陳腐さ」が拡大・再生産がますます強化されていく流れにあるのだと警告しています。

あなたもまた、自分が日々をどう過ごしていくと心地いいのかをよく知っていくことから、改めて取り組んでみるといいでしょう。

今週のみずがめ座の運勢

みずがめ座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

みずから尻に火をつける

今週のみずがめ座は、ここ一番の大勝負にみずからを追い込んでいくような星回り。

『短夜や盗みて写す書三巻』(大須賀乙字)という句のごとし。作者の置かれた状況を想像してみるに、どうしても読みたい本があって、それを読まないことには前に進めない。けれど、師の判断なのか運命のいたずらか、表立って閲覧は許可されてはいなかったのでしょう。

それが、思い余って勝手に家に持ち帰ってきてしまった。夏の夜は短いが、必死の覚悟で夜通しやれば「三巻」くらいは書き写せるはず。朝までに元の場所に戻しておけば、誰にも気付かれまい、と。

あなたもまた、掲句のような試みに自分を賭けていくような瞬間がやってくるかも知れません。

今週のうお座の運勢

うお座をイメージした女性のイラスト
illustration by ニシイズミユカ

溜まり溜まった意味を排泄する

今週のうお座は、ユーモアと脱力感を添えてみずからの人生に一区切りつけていこうとするような星回り。

喜劇王のチャップリンはかつて、「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇だ」と言いました。

俳句の形式を借りた辞世句というのも、いつも間近すぎて意識できない自分の人生を、思いきって遠くへ押しやってみることで得られた一瞬の光景であり、その時どきの人生に付されたエンドロールの疑似体験のようなものなのかも知れません。

あなたもまた、自分のこの世への執着を見つめ直す意味でも、ユーモアを忘れずに辞世句を詠んでみるといいでしょう。

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