時透無一郎とのやりとりが話題!濃すぎる玉壺のキャラが爆発 玉壺をはじめ、個性豊かな鬼たちをご紹介
アニメ「鬼滅の刃」は、集英社ジャンプ コミックス1巻~23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴による漫画作品が原作。アニメーション制作はufotable。2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始。現在、炭治郎たちの新たな物語を描く『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』が絶賛放送中です。
第九話では、舌戦を繰り広げる最中、壺を指摘する無一郎の一言に逆上し猛攻を加える玉壺。玉壺の攻撃に全く怯まず、翻弄していく無一郎だったが、再び頸を狙うと、玉壺は壺から抜け出て脱皮し、真の姿へと変化。触れたものを全て鮮魚に変える拳、これまで以上のスピードを誇る玉壺に無一郎は……?一方で、炭治郎、襧豆子※、玄弥の三人は、憎珀天が操る5本の木の竜との戦いに苦戦していた。喜怒哀楽の4体の鬼の力を使う木の竜たちに防戦を強いられるなか、炭治郎が木の竜に飲み込まれてしまう。絶体絶命の瞬間、駆けつけた蜜璃が炭治郎を救出する。そして、捕まった襧豆子※と玄弥を助けるべく、憎珀天に立ち向かうーー!
いよいよ戦いが佳境になった第九話では、猛威を奮う玉壺と全く怯まない無一郎の戦いに注目が集まりました。そんな玉壺のように今まで登場してきた鬼にも個性豊かなキャラクターがいた。そこでそんなキャラクターの濃い鬼たちを振り返ってみましょう。
■“キモカワイイ“と話題の自称芸術家の上弦の伍・玉壺
玉壺は壺の中から頭を出した奇妙な見た目をしている。眼の場所に口が、口と額に眼球があり、体のところどころから小さな手が出ているのも特徴となっている。玉壺を演じる鳥海浩輔の熱演もあり、ネット上では意外にも“キモカワイイ“などの声が多数あがっていた。戦闘時は金魚の鬼を操ったり、タコの足を出す鬼血術を使用してくる。魚の群れを放出する技では、その魚自体にも毒があり、刀で切り刻んでも返り血を浴びると毒に侵されるという厄介な能力である。さらに壺から脱皮した本来の姿になると、凄まじいスピードで動き屈強な拳に触れるとすべて鮮魚に変えられてしまうという変わった能力を持っている。そんな見た目や技と同様に性格にも一癖あり、自らを芸術家と称し自分が手掛けた作品にプライドをもっているようだ。壺を馬鹿にされた時は血管が切れるほど激怒するなど、そのプライドの高さは相当なもので、鋼鐵塚が驚異の集中力で刀を研磨しているのを見た玉壺は、自分が芸術家として負けていると感じ、鋼鐵塚に攻撃を加えなんとか中断させようと必死になる嫉妬深い一面も描かれていた。先週放送された第九話では無一郎との悪口合戦が繰り広げられ、無一郎の端的な突っ込みとそれに対する玉壺の必死な返しがSNSでも話題になっていた。
■下弦の壱・魘夢 無惨にも気に入られた残虐で恍惚な鬼とは
下弦の壱である魘夢はおっとりとした口調と見た目の穏やかさとは裏腹に、同族の鬼が殺される姿を見て恍惚な表情をするような歪んだ性格が特徴だ。下弦の鬼は炭治郎たちに下弦の伍・累が負けたことで無惨の怒りを買い、皆殺しにされるはずだったのだが、そんな魘夢の恍惚で残虐な性格を無惨に気に入られ、一人だけ殺されずさらにより多くの無惨の血を与えられ強大な力を手にした。魘夢は夢に関する血鬼術を使い、幸せな夢を見せその中で相手の精神の核を破壊するというもの。無限列車に乗り込んで対峙した炭治郎も、亡くなった家族たちに冷たい言葉を投げかけられるなど、醜悪な悪夢を見せられた。さらに魘夢は無限列車と融合することで、乗客二百名たちを同時に捕食しにかかるなど最後までとことん厄介な相手であった。
■謎の多い上弦の弐・童磨 そのつかみどころのないキャラに注目
上弦の弐・童磨。上弦の陸である堕姫・妓夫太郎が炭治郎たちに討たれたことで、急遽無惨によって無限城に上弦の鬼が呼び集められた際にも登場していた。一見穏やかそうに見えるが、実際は何を考えているか読めない、謎の多いキャラクターだ。上弦の参・猗窩座に肩を組んでなれなれしい態度で話しかけたことで怒りを買い、顔半分が砕けるほどの攻撃をされるが、“うーん、いい拳だ。前よりも少し強くなったかな猗窩座殿”と返し、全く気にしていない様子。その後も“猗窩座殿よりも後で鬼となり早く出世したのだから”などと煽るような態度もとっていた。また、童磨は普段“教祖様“と呼ばれているようで、信者の者たちが訪ねてくるような地位を持っているようだ。まだ童磨の戦闘シーンは描かれておらず、どんな血鬼術を使うかも不明のままだ。これから炭治郎たちの前にどのようにして現れるのか、展開が気になるところだ。
そして続く「刀鍛冶の里編」の第十話は6月11日(日)に放送されます。今まで放送されたアニメ「鬼滅の刃」は現在各動画配信サービスでも鑑賞することができるので、今まで登場してきた個性豊かな鬼たちを見返してぜひこれからの炭治郎たちの戦いを見守って。
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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