バーガーキングが新発売した「ストロング ザ・ワンパウンダー」がガチでヤバイのだが

バーガーキングが潔いバーガーを新発売した。これ、マクドナルドとかケンタッキー・フライド・チキンとかモスバーガーとかの「ソースの旨味しっかり系」や「上品なおいしさ系」のバーガーに慣れてしまった人にとって、賛否あるバーガーだと思う。なぜなら、完全に肉に振り切った、肉好きのためのバーガーだから。

バーガーキングの「ストロング ザ・ワンパウンダー」

バーガーキングが発売した「ストロング ザ・ワンパウンダー」は、直火焼きでビッグサイズの100%ビーフパティ4枚を使用した肉だらけのバーガー。肉だらけという意味では「ビッグベット」や「ビッグマウス」も肉だらけなのだが、この「ストロング ザ・ワンパウンダー」は従来のバーガーのそれとは違う。ガチで「肉の味で食わせるバーガー」といえる。

https://getnews.jp/archives/3390242

シンプルな食材の構成

開封前、手に持った感じでは、同業他社のバーガーと比べてかなり重いほう。しかし重さでは『キング・イエティ ザ・ワンパウンダー』のほうがはるかに重い気がする。開封してみると、これがもうシンプルな構成。バンズ上下、オニオン、ピクルス、チーズ2枚、ソース、ケチャップ、そしてビッグサイズのビーフパティ4枚。

とことん肉テイストが延々と続く

構成がかなりシンプル。そして味もシンプル。徹底して肉、肉、肉の味。ソースとケチャップが上部のみなので、それから下は肉の味オンリー。オニオンとピクルスもあるが、それも肉味に飲み込まれており、とことん肉テイストが延々と続く。エンドレスミート。

肉好きのためのバーガー

ソースがかかってないビーフパティをイメージしてもらいたい。確かにソースとケチャップは存在するが、「ストロング ザ・ワンパウンダー」の大部分が肉のため、ソースとケチャップの味より肉味が味覚を支配する。チーズの旨味やコクも肉に飲み込まれる。

直火焼きの薫り高さ、そして肉のワイルドなテイストを楽しむためのバーガーがこれ。完全に肉に振り切った、肉好きのためのバーガー。

「ストロング ザ・ワンパウンダー」を他の料理にたとえれば、塩おにぎり、醤油かけごはん、具なしチャルメラ。味の主役は米や麺であり、ほかはオマケ。カルピスの原液を多めに入れて仕上げた、カルピス味をとことん楽しめる濃いカルピスともいえる。

<まとめるとこんな感じ>
とことん肉の味
ワイルドなテイスト
直火焼きの香ばしさがたまらなく良い
野菜はあるけど存在感なし
ソースやケチャップやチーズの味は肉味に飲み込まれてる
旨味とか野菜とかバランスとか求めるならワッパー食べな

これi’m lovin’ it

ピュアな肉の味を堪能したい肉好きの人にはメチャクチャオススメしたい。上品さとか、調和のとれた旨味とか、洗練されたソースのあじわいとか、そういうのを求めるなら普通にワッパーを食べるべきだ。しかし、肉を感じたい、肉になりたい、私は肉、という人には心からオススメしたい。筆者はこれi’m lovin’ it.


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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