遠距離から高精度スキャン。手持ち3Dスキャナー「RANGE」登場
Revopoint International Limited(以下、Revopoint)は、新型の手持ちポータブル3Dスキャナー「RANGE」を発表しました。遠距離からでも、高精度な3Dスキャンが行えるデバイスです。
物品や人体のスキャンに対応
「RANGE」は、プロジェクターと非球面レンズ付きの2つのIR(赤外線)カメラを搭載しています。自動車や文化財といった物品のほか、人体のスキャンにも対応。1フレームあたりの精度は最大0.1mm、点間距離は最大0.3mm。1回のスキャン範囲が360mm×650mmと広く、高いスキャン精度と効率性を両立しています。
スキャン速度は12fps~18fps。独自開発のチップと新アルゴリズムの統合により、点群の高速処理を実現し、スキャン効率が向上したとのこと。スキャン中には、モデルが形になっていく様子をリアルタイムにチェックできます。
専用アプリを通して操作
「RANGE」は、スマートフォンやタブレット、PCとの接続に対応。ユーザーは、専用アプリケーション「Revo Scan」を使用して3Dモデルを作成し、OBJ、STL、PLYフォーマットでエクスポートできます。想定されている「RANGE」の活用シーン
Revopointが想定する「RANGE」の活用シーンは、以下の通りです。・3Dデザイン・3Dプリント
・人体の3Dスキャン
・彫刻、レリーフ、銅像や建築物のデザインのスキャン
・リバースエンジニアリング、カスタマイズ装着パーツ、自動車の改造
・文化的・創造的なデザインのスキャン
・VR/AR 3Dモデリング、ビデオゲーム開発またはモデリングコンテンツ作成
・ソファやワードローブなどの家具をスキャンし、カラー3Dモデルを生成
・記念品作成
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000093665.html
(文・S.Inosita)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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