村本大輔さん「爆弾を投げた彼に、政治家ならばなぜ彼はそれをしたのか聞いて欲しい。聞く力を見せて欲しい」 ツイートに批判の声

4月15日、岸田文雄総理が応援演説で和歌山を訪れた際、聴衆から爆発物を投げ込まれる事件が発生した。

参考記事:
岸田文雄総理の演説会場で爆発音も無事 総理はTwitterで「私は街頭演説の場に立ち続けます」と決意表明
https://getnews.jp/archives/3401029[リンク]

事件が連日報道される中、お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんは17日夕方にTwitterにて


テロは許されない。政治家はこんな時テロには屈しないと言う。でも政治家は自分達の政策で誰かの生活を苦しめ誰かに生き辛い社会を作ってしまう時もある。その時は政治家がその国民にとっての加害者にもなる。爆弾を投げた彼に、政治家ならばなぜ彼はそれをしたのか聞いて欲しい。聞く力を見せて欲しい

とツイートを行った。
これに対し、
「テロリストとは話をしないのが原則」
「あんたがもしテロの標的になったら、そんなこと言えないだろ」
「テロの模倣犯を生む」
など、批判的な意見が数多く寄せられていた。

小野田紀美参議院議員のツイートを貼るユーザーも

小野田紀美参議院議員は16日に、細野豪志衆議院議員の2022年9月の

暗殺で統一教会に注目が集まるのは容疑者の思惑通りだろう。恐ろしいことだ。境遇に同情するなとまでは言わない。しかし選挙演説中の凶行は民主主義への挑戦。暗殺は絶対悪であり擁護は論外。安田善次郎の暗殺に擁護論が広がり直後に原敬が暗殺された。五一五後のニニ六も然り。マスコミの責任は重い。

ニュージーランドのアーダーン首相は「(テロリストの)男に何も与えない。名前もだ」と言った。日本はどうか。民主主義の破壊を試みた男に何も与えるべきではない。人は誰もが事情を抱えて生きている。暗殺は絶対悪だ。私は男に全く同情しない。名前を呼ぶつもりもない。

という連続ツイートを引用し

またテロリストのバックグラウンドなどをさも同情的に書く媒体がある事に、本当に何の反省もないんだなと憤る。どんなバックグラウンドがあろうと、凶行に及んだあの殺人犯も今回の犯人も1ミリも許されるものではない。アーダーン首相の言葉は正当の極みだと思いますし、引用元の細野議員に全文同意。

とツイート。


また、他のユーザーからのコメントを引用し

テロや犯罪を犯してあげる声に耳を傾ける事は、犯罪を犯せば意見を広く伝えられるというあってはならない前例になる。凶行に及んだ人間の主張など一切聞くつもりはないし聞いてはいけない。テロによって何かに目を向けたり何かを変えたという成功例を作ってはいけない。それは次のテロを生む悪行。

もう一度言うが、どんな言い訳をしようと凶行は許されない。政治がー世の中がーだから凶行を犯すことも仕方がない、などと言う者は、どんな立場に置かれても犯罪を犯さずに前を見て懸命に生きている善良な国民を愚弄するのか。凶行を容認するような者の事を、私はテロに加担する者だと判断する。

とのツイートを続けていた。

今回、村本さんに対して、上記小野田議員のツイートを貼って返信を行うユーザーもいたようである。

※画像は『Twitter』より

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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