【オフィシャルレポ】フューチャーサイダー、ファン熱狂の1stワンマンライヴを開催

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【オフィシャルレポ】フューチャーサイダー、ファン熱狂の1stワンマンライヴを開催

2023年3月25日(土)、フューチャーサイダーが〈Veats Shibuya〉にて1stワンマンライヴを開催。オフィシャルレポートが到着した。

【以下、オフィシャルレポート】

”キミのありふれた日常に、青春を、今。”がコンセプトで、”炭酸のように弾ける今をこの先もずっと「キミ」と過ごしていきたい。”が由来となっている『フューチャーサイダー』が、3/25(土)にVeats Shibuyaにて、1stワンマンライブを実施、計12曲を披露して観客を沸かせた。

【オフィシャルレポ】フューチャーサイダー、ファン熱狂の1stワンマンライヴを開催

デビュー前後から、“青春”という言葉が頻出されている当グループ。デビューしてからその青春感溢れる良曲と、懸命な姿で多くの人々を魅了してきた。この1stワンマンライブのサブテーマは「掴め、この手で。」と付いており、フューチャーサイダーが結成された当時のオーディションのタイトルが「掴め、その手で。」という、少し変化が加えられている。”その”は聞き手の領域にあるもの、”この”は話し手の領域にあるものと定義される。つまり、”その”から”この”という変化は、”誰かが”という不特定のものから、”自分たちが”ということである。そんな意味合いで開催されたこの1stワンマンライブで、フューチャーサイダーは何を掴んだのか。この先で何を掴みたいのか、真意を問われるようなライブを展開していた。

【オフィシャルレポ】フューチャーサイダー、ファン熱狂の1stワンマンライヴを開催

この日は連日の雨の影響で、東京は少し肌寒く、それまでの春らしさは何処へという天候だった。そんな雨天のもやもやした気持ちをこのライブで晴らそうと、フューチャーサイダーの5名はとにかく気合が入っていた。会場後方までびっしりと埋まるほど、多くの人々が集まり、記念すべきライブを盛大に盛り上げようという強い気持ちがファンから垣間見えていた。”いつでも青春をしよう、今からでも遅くない”という想いが交錯する。そして、開演時間になると、スクリーンにOP映像が流れる。映像は8ミリビデオ風。そんなレトロチックな映像からもどこからか青春さを感じる。映像が終わると、メンバーが登場。セーラー服というキュートな衣装を身に纏っていた。1stワンマンライブはデビューライブと同様に「⻘⾊シルエット」で封切られた。爽やかで軽快なギターサウンドが響く中で、時に熱唱しながら、時に精一杯手を広げる。そんな力強くて、想いが込められたアクトを展開。早速の熱い熱いパフォーマンスに対して、呼応するように全力で歓声、コールを飛ばしてくオーディエンス。

続く「初恋チャイダー」という流れも、デビューライブと全く同じ。この数ヶ月間の成長を存分に感じさせるように、キュートさと快活さを同居させる一生懸命のアクトを見せる。可憐な姿と汗が煌めく様子は、まさに”青春”そのもの。全員がフューチャーサイダーを通して、青春を感じられるような空間がそこには広がっていた。2曲を終え、最初のMCへ。自己紹介を行うと、観客から大きな声が。大いに盛り上がりを見せていた。その後、「フューチャーファイター」で大きく身体を揺らしたり、肩を組んだり、全力で腕を回したりとパワフルな姿でヒートアップさせ、「マジックシック」を繋ぎで披露するという圧巻のパフォーマンス。乙女の”運命主義”を願う、中毒性のある楽曲「マジックシック」でも快活かつキュートなアクトを見せ、観客の気持ちを昂らせていた。

その後、メンバーがステージを捌け、インタビュー映像が流れた。映像はこの次に披露する新曲「どんな青を」についてメンバーに訊くもの。インタビューの内容を抜粋すると、「どんな⻘を」の歌詞を通して、青春は明るいイメージだったが実際は暗いイメージもあるし、青には色んな感情がある、それぞれに合った青春があるなど。メンバーが一生懸命、「青」や「青春」について伝えていた。映像が終わると、メンバーが再登場。新衣装にメンバーは着替えていた。

【オフィシャルレポ】フューチャーサイダー、ファン熱狂の1stワンマンライヴを開催

新曲「どんな⻘を」は、インタビュー通り、歌詞の意味深さが特徴。イントロではセリフパートがあり、<あなたが描きたいのは一体 どんな青ですか?>と説くところからスタート。<ここから始まるストーリー> <もう戻れない旅に出る> <恋にその胸を焦がしたり 夢の壁に涙したり 何を描いても良いのなら 君はどんな青を描く?>など、”青春”、”青”のイメージを自分らしく歌を通して表現していく。フューチャーサイダーの5人が描く”青”はそれぞれ違う。彼女たちにとってこれから描きたい”青”は何なのか。自分自身に問うようなパフォーマンスを魅せていた。きっと彼女たちなりに、人生においての色を描いていく。その人生の中で、フューチャーサイダーというグループが良い影響をもたらすように、この手で何かを掴むように。そう多くの人が願っているに違いない。そんな思慮深いナンバーを終えると、MCへ。テーマは新衣装について。新衣装は水色がベースにオレンジ色の線が入っており、5人が並び、くっつくと波線になるという粋のあるものに仕上がっている。

そして本編もラストスパートへ。個々の輝きとグループ全体のキュートさを、全身全霊のアクトでクロスオーバーさせた「エアラブ」、クールなギターのサウンドをアイドルソングへと昇華させている「Gimme a star!!」で、会場を熱量をたっぷりと上げて、会場の一体感を作り上げる。スターのように華麗に舞い、気持ちを込めて熱く歌い上げる。気持ちを存分に解き放っていた。会場はフューチャーサイダーの世界、つまり”青春感”溢れる空間へと変貌していた。本編を終えると、すぐさまアンコールの声が響く。メンバーが再登場し、アンコールに応えて、「 “エン”カウンターアドベンチャー」を披露。まだまだ1stワンマンライブを終わらせないという思いで、さらなる熱狂を改めて起こしていた。

【オフィシャルレポ】フューチャーサイダー、ファン熱狂の1stワンマンライヴを開催

その後は本編と同様に「⻘⾊シルエット」 「どんな⻘を」 「エアラブ」を再披露。会場はかなりヒートアップしていた。アンコールを終えても、熱冷めやらぬ会場。再度アンコールが発動、ダブルアンコールが起こった。当初予定になかったが、「Gimme a star!!」を再び披露。熱量は最高潮に達していた。こうしてフューチャーサイダーの1stワンマンライブは幕を閉じた。最後に、フューチャーサイダーから重大発表があった。

・7/27(木)ワンマンライブ@白金高輪SELENE b2

さらに4都市対バンツアー開催

・5/21(日) 新潟
・5/28(日) 仙台
・6/4(日) 名古屋
・6/17(土) 大阪

詳細は追ってアナウンスされるので、発表を待とう。

こうしてフューチャーサイダーの1stワンマンライブは大成功で終えた。デビューから数ヶ月、素晴らしい成長を遂げた彼女たち。彼女たちは今後、”青春”というテーマに対して、どのようなアイドル活動をし、何を掴むのか。青春とは生活でもあり、人生でもある。今からでも遅くない青春を、彼女たちなりに描いていく。これからも彼女たちと共に”青春”を描いていきたいし、そこには人それぞれの色が滲み出ていく。これからもフューチャーサイダーと一緒に青春を描き、一緒に素敵なものをこの手で掴みたい。それはきっとこれからも続く人生そのものだから。

【セットリスト】
OP映像
M1 ⻘⾊シルエット
M2 初恋チャイダー
MC
M3 フューチャーファイター
M4 マジックシック
インタビュー映像
M5 どんな⻘を
MC
M6 エアラブ
M7 Gimme a star!!
-アンコール-
M8 “エン”カウンターアドベンチャー
M9 ⻘⾊シルエット
M10 どんな⻘を
M11 エアラブ
-ダブルアンコール-
M12 Gimme a star!!

TEXT:石山喜将
PHOTO:ワタナベタイシ

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