いきなりステーキが超大嫌いな俺がワイルドステーキより激安なステーキがあると聞いて行ってみた

いきなりステーキが大嫌いな筆者が、「いきなりステーキにワイルドステーキより激安なステーキがあったよ」と聞いたので久しぶりに行ってみることにした。

肉マイレージ会員ルールを改悪したから嫌い

ちなみにいきなりステーキが大嫌いな理由は、肉マイレージ会員ルールを改悪したからである。かつてはいきなりステーキが大好きで、『祝! 肉マイレージカード100万枚達成パーティー』に出席するほどだった。

大好きだったいきなりステーキ。しかし、改悪による愛情からの裏切り。愛していたからこその悲しみ。つらい、つらすぎる過去の経験。多くは語るまい。被害者は全国に多数いるはずだから、その気持ち、理解できるはず。

どんなクオリティか確かめたい

いきなりステーキが大嫌いなので、ここ最近は店舗の看板すら見たくなかったのだが、「ワイルドステーキより安いステーキ」と聞いて、無視できるいきなりステーキ勢はいまい。たとえいま大嫌いだとしても。どんな味か、どんなクオリティか確かめたい。

赤身肩ロースステーキは安い

ワイルドステーキより激安なステーキは「赤身肩ロースステーキ」。ワイルドステーキが450グラムで税込2490円なのに対し、赤身肩ロースステーキは450グラムで約2290円。ワイルドステーキでさえ安いのに、赤身肩ロースステーキはさらに200円も安い。

赤身肩ロースステーキはオーストラリア産

店内に入り、店員さんにワイルドステーキと赤身肩ロースステーキの違いを聞く。部位は同じですが、ワイルドステーキはアメリカ産、赤身肩ロースステーキはオーストラリア産とのこと。与えられているエサも違うそうだ。

つまりワイルドステーキのオーストラリア版が赤身肩ロースステーキということか。よくわからないが、オーストラリア産の牛を安く仕入れられたのだろうか。

なかなかのボリュームである

待つこと数分、やってきた赤身肩ロースステーキは豪快だった。これ450グラム以上あるんじゃあないの? そう思えるほどデカ盛りというか肉塊。まさに肉の山。なかなかのボリュームである。だからといって、肉マイレージ会員の改悪は許さない。絶対に許さない。

肉の厚みは従来のワイルドステーキよりある?

ジュウジュウと音をたてながら昇る湯気。温度を調べてみたら、しっかり100度以上あった。ステーキの下には大量のコーン。そしてブロッコリーも添えてあった。肉の厚みは従来のワイルドステーキよりあるように思える。

大量の胡椒に適量の塩

いきなりステーキに限らず、ステーキは基本的に塩と胡椒で食べると決めている。大量の胡椒に適量の塩。そしてハフムシャッと食べる。

ワイルドステーキより上質

食べた感想。あくまで筆者の個人的感想だが……、うまい。うまいのだが、これはいいのか? ワイルドステーキより安いのに、ワイルドステーキより上質だぞ。

まずに肉が柔らかい。ナイフを入れた時点で柔らかさが伝わってくるほど柔らかい。ワイルドステーキと同じ部位というのが本当ならば、アメリカ産よりオーストラリア産のほうが優れていることになる。

かなり上質だぞこれ

そして旨味も強く、従来のワイルドステーキ特有のクセもなく、スッキリとした後味。ワイルドステーキを450グラム食べると後半はキツイことがたまにあったのだが、この赤身肩ロースステーキにそれをいっさい感じなかった。かなり上質だぞこれ。

だからといって、肉マイレージ会員を改悪した過去は許さない。最近、また肉マイレージが改定され、少し内容が改善されたようだが、一度裏切った過去の悲しみが癒えるほどではない。

だが、うまいのは認めざるを得ない事実。うまい。許さないが、うまい。


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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