絶対に教えたくないけど絶対に教えたい伝説の立ち食い寿司屋『シゲちゃんすし』が最強ウマイ

最初に出向いたのは十数年前。そのユニークさとおいしさに魅了されたものの、なかなか出向けず。ようやく改めて行くことができたので、絶対に教えたくないけど絶対に教えたい伝説の立ち食い寿司屋『シゲちゃんすし』(北海道函館市中島町14-10)をご紹介したい。

食材を持ち込めば寿司として握ってくれる

『シゲちゃんすし』は函館市電・堀川町駅かせ徒歩3~4分ほどの場所にあり、25分くらい頑張ればJR函館駅から歩いていくことも可能。隣接する市場で買った食材を持ち込めば寿司として握ってくれる、極めて珍しい「食材持ち込み可能な寿司屋」でもある。

ナポリタンの寿司も握ってくれた

十数年前には、牡蠣やスパゲティナポリタンなどを持ち込んで寿司にしてもらった。そのときのようすは以下の写真の通り。

十数年ぶりに『シゲちゃんすし』に行ってみた

2023年某日、改めて『シゲちゃんすし』に行ってみた。今回は日曜日ということもあり市場はお休み。食材は持ち込まず、普通に店舗に向かい、普通に寿司をオーダーして食べることにした。

すでに2名が店舗前で並んでいた

オープン時間前だというのに、すでに2名が店舗前で並んでいた。真冬に並ぶのはツライ。しかしそれでも食べたい『シゲちゃんすし』。わかる。わかるぞ。うまいもんな。

店内には4~5人くらい入れる。ちなみに持ち帰りも可能。寿司は大将ひとりで握っている。

大将の優しさも人気の秘密

「持ち帰り用の予約が入っている」とのことで、入店すぐに食べることはできなかったが、待ち時間に無料でかんぴょう巻きを作ってくださった。

優しい。とことん優しい大将。そう、『シゲちゃんすし』の大将の優しさも人気の理由といえるのだ。しかもうまい、かんぴょう巻き。

まぐろの「とろける感」が極まっている

今回は「まぐろ」「鮭」「鮭背脂にぎり」「鮭ハラス炙り」「発酵手造りバター巻き」などをオーダー。どれも全部絶品なのでどれが一番とは決めにくいが、まぐろの「とろける感」は極まっていて最高。上質すぎる。

鮭のバリエーションが多いのも嬉しい。「鮭」「鮭背脂にぎり」「鮭ハラス炙り」は鮭をとことん楽しめる組み合わせ。

控えめに言ってたまらない「発酵手造りバター巻き

シメに食べたいのが「発酵手造りバター巻き」。これ、ユニークすぎるからといって避けないで、ぜひとも食べてほしい。

そのまま食べればマッタリとした超濃厚なバターのコクが楽しめ、醤油に浸して食べれば塩気がバターの旨味をガツンと底上げしてくれる。控えめに言って、たまらない!

現在も食材の持ち込みを受け付け

店主によると、2023年の今現在も、食材の持ち込みを受け付けており、その食材で寿司を握ってくれるという。食材持ち込みは店主が忙しくないタイミングでお願いしたいものだが、人気店なので、いつも忙しいかもしれない(笑)。

北海道函館市のなかでもっともコスパが良くて美味しい

あくまで筆者の経験上の感想でしかないが、北海道函館市のなかでもっともコスパが良くて美味しいと信じて疑わない『シゲちゃんすし』。もし函館市に行くことがあれば、立ち寄ってみてはいかがだろうか。

「激安なのにおいしい」を自身の味覚で体験できるはずだ。最後に撮影を快諾してくださった大将に感謝したい。


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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