[三つ葉の保存]湿らせて冷蔵で長持ち保存!簡単レシピも
三つ葉は豊かな香りを楽しめる食材ですが、一度に使い切れず余らせてしまうことも多いのでは?三つ葉の香りを長持ちさせる保存方法と、三つ葉を使った簡単レシピを2つ紹介します。
三つ葉の保存法
三つ葉の香りや食感を少しでも長持ちさせたいときの、冷蔵保存のコツをご紹介します。
●冷蔵保存の仕方
茎を曲げずに伸ばした状態で、濡らせたキッチンペーパーに包みます。
1の三つ葉をビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
●保存期間
5℃で5~6日
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水分の蒸散や時間の経過によって香りも薄れていくので、乾燥させないようにしましょう。なお冷凍すると食感も風味も損なわれるため、シャキシャキとした食感や香りを楽しみたいなら冷蔵保存でできるだけ早めに食べきりましょう。
三つ葉の簡単レシピ2選
手軽に三つ葉の香りと食感を楽しめるレシピです。
●三つ葉と鶏ささみのわさび醤油あえ
三つ葉の歯応えに、鶏ささみのしっとり食感がよく合う
材料(1人分)
三つ葉:30g(1/2束)
鶏ささみ:40g(1本)
塩:適量
[A]
だし汁:大さじ1/2
醤油:大さじ1/4
練りわさび:少々
焼きのり:適宜
作り方
鶏ささみの筋の両側に包丁で切り込みを入れたら、ささみを裏返して筋の部分を指で押さえ、包丁の背をまな板に押し当てるようにして筋を抜く。
鍋に湯(分量外)を沸かして塩を加え(※1)、三つ葉をさっとくぐらせて冷水に取り、水気を絞って3cmの長さに切る。
1 湯に加える塩の分量は1%程度。
2の鍋に1を入れ、再び煮立ったら火を止め、ふたをして約5分おく。氷水に取って水気を拭き、手で裂く。
ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、2と3を加えてあえる。
器に盛り、好みでちぎった焼きのりを散らしたら完成。
●三つ葉の親子とじ
少量なら箸休めに、多めに作ればご飯のお供に!
材料(4人分)
三つ葉(あれば根三つ葉※2):60g(1束)
鶏もも肉:50g
酒:大さじ1
片栗粉:大さじ1
卵:2個
サラダ油:小さじ2
吸い物のフリーズドライスープ(お好みの吸い物の素でOK):1個
水:200ml
塩:適量
こしょう:適量
作り方
三つ葉は洗って2~3cmの長さに切る。
鶏もも肉は短冊切りにし、酒をふり片栗粉をまぶして、熱湯(分量外)でさっと茹でる。
卵は割りほぐし、サラダ油を加え、好みで塩、こしょうをする。
鍋にフリーズドライスープと水を入れ、スープが溶けたら味をみて、塩、こしょうで味を調える。
4に1、2、3を入れ、卵がふんわりしてきたら火を止め、汁ごと器に盛る。
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※2 根三つ葉とは、その名の通り根がついたまま収穫、出荷される三つ葉。
茎が白く、糸三つ葉に比べて香りが高く歯ごたえがあるのが特徴です。
最後に
三つ葉は、和食の定番野菜の一つ。適切に保存して、香りと食感を楽しんでください。
三つ葉の栄養や種類についてはコチラ
三つ葉のサラダやおひたしはコチラ
三つ葉の炒め物はコチラ
最終更新:2023.02.08
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
『改訂9版 野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
出典:
JAグループ とれたて大百科 ミツバ(三つ葉の保存方法)
独立行政法人農畜産業振興機構
今月の野菜「みつばの需要動向」(根三つ葉の特徴)
野菜の消費拡大・需給協議会(みつばと鶏ささみのわさび醤油和え)
JAいるま野 とれ蔵KITCHEN(三つ葉の親子とじ)
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