各界から悼みの声 愛されたアナウンサーTBS向井政生さん逝去
TBSのアナウンサー、向井政生さん(59)の葬儀が1月30日、都内で営まれました。向井さんは、1月21日の午前に東京都内の病院で癌で死去しました。2019年に顎下腺(がくかせん)がんの手術を受け、翌20年に放射線治療を受けていました。昨年夏から療養していました。
放送界、芸能界、声優、アスリートから新聞記者まで多くの方々が向井さんを偲ぶ投稿をしていることからも、向井さんの人柄が分かります。
俳優の堀内正美さんは、
「桐蔭学園の後輩〜向井政生君の訃報が…
お堅いニュースからアニメやドラマまで〜硬軟織り交ぜての名アナウンスの数々〜自慢の後輩でしたそれにしても後輩が先に逝くなんて…
辛すぎる…向井君疲れさまでした〜ゆっくり休んでください」
と追悼なさいました。
25年以上の飲み友達、甲子園出版代表の藤田泰右氏は「とても気さくな性格で、飲み会、カラオケが好きで、いつもモノマネをしたり、周りをいつも楽しませてくれる人でしたね。いつ結婚するのかと思っていましたが、生涯独身、会社も辞めて独立するようなことをよく言ってましたが、在職されたままというのも向井さんらしいといえばらしかったかもしれません」
偲んでいます。
公認会計士の東武志氏は
「以前からの友人だったかのように接してくださる方でした。人見知りの私が初対面で楽しい時間を過ごせたのも向井さんのおかげです。プライベートのカラオケにも小道具を持ち込んで熱唱。最高のエンターテイナーでした。きっと今日もどこかで『夏の終わりのハーモニー』を歌っていらっしゃると思います。私がそちらへ行ったら、今度は一緒にハモりましょうね」と話しています。
向井さんは、劇団ケ・セラ・セラ公演「ウツワノイツワ」(2018年)、「港町ブルース」(2019年)で俳優として活躍しました。放射線治療後の2020年8月にはTBSラジオ終戦特番のラジオドラマ「青空」に出演。
「最後にカラオケバーでご一緒させて頂いた時に「演技に自信が出てきた』と向井さんは話していました。俳優としてのご活躍をもう拝見できないのも残念です。
穏やかにニュースを読むイメージの向井さんですが、カラオケでは「ムカイマン」に変身。カラオケもモノマネ志村 けんさんからちびまる子ちゃんのキャラクター、その時期の有名政治家までボイスチェンジャーのように。QUEENもお上手でした。他局の出演話もあった向井さんは、寛容で好奇心旺盛な方でした。
向井さんを慕う業界関係者が2月末、3月末に偲ぶ会を開催します。(文@霜月潤一朗)
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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。
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