「2023年本屋大賞」ノミネート10作品が決定! 結城真一郎『#真相をお話しします』や一穂ミチ『光のとこにいてね』など

「2023年本屋大賞」ノミネート10作品が決定! 結城真一郎『#真相をお話しします』や一穂ミチ『光のとこにいてね』など

 書籍や読者をよく知る全国の書店員の投票によって選出される「本屋大賞」。そのノミネート作品が、1月20日(金)に「本屋大賞」公式サイト上で発表されました。

 「本屋大賞」が一般の文学賞と異なる点は、オンラインを含む、新刊本を扱う書店の書店員が選出する文学賞であるということ。ついに20回目を迎える2023年は、全国471書店、書店員615人から投票がありました。

 その集計の結果、絞り込まれたノミネート作品は、以下のとおりです。

■2023年本屋大賞ノミネート(作品五十音順)
『川のほとりに立つ者は』寺地はるな/双葉社
『君のクイズ』小川哲/朝日新聞出版
『宙ごはん』町田そのこ/小学館
『月の立つ林で』青山美智子/ポプラ社
『汝、星のごとく』凪良ゆう/講談社
『方舟』夕木春央/講談社
『#真相をお話しします』結城真一郎/新潮社
『爆弾』呉勝浩/講談社
『光のとこにいてね』一穂ミチ/文藝春秋
『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒/集英社

 これまでに本屋大賞を受賞した作品は、昨年の逢坂冬馬さん著『同志少女よ、敵を撃て』のほか、第1回目(2004年)の小川洋子さん著『博士の愛した数式』、昨年映画にもなった第17回目(2020年)の凪良ゆうさん著『流浪の月』や第15回目(2018年)の辻村深月さん著『かがみの孤城』など、どれも大きな反響を呼んでいます。

「2023年本屋大賞」に選ばれるのはどんな作品なのでしょうか。ぜひ注目してみてください!

 大賞を選出する2次投票は1次投票を行った書店のみが参加可能。大賞は4月12日(水)に発表予定です。

■本屋大賞 公式サイト
http://www.hontai.or.jp

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