女格闘家ぱんちゃん璃奈選手こと岡本容疑者 格闘家と社会性について考えてみた

格闘家に社会性を求めるのはナンセンスなのかも知れません。我々とは別のベクトルで物事を考えてり、常識から離れたところに魅力があるからです。だからと言って、やはりある程度の社会性は必要だと思うのです。ここ数日、モヤモヤする事があります。女性キックボクサーぱんちゃん璃奈こと岡本璃奈容疑者について、です。
FNNプライムオンラインは12月6日にこう報じました。
「カメラに笑顔を見せる女。詐欺の疑いで逮捕された岡本璃奈容疑者(28)だ。自らも「ぱんちゃん璃奈」のリングネームで活動する、プロのキックボクサーだった岡本容疑者」
画面上には
「格闘家の女(28)詐欺で逮捕 天心&武尊のサインを偽造」
とあります。格闘技専門誌はリングネームで報じましたが、一般社会的にはほぼ知られていないジャンルでしょう。なので、社会部の記者らはこのままうやむやに放置しておくのかなとも想像します。放置しない為にも今回原稿化に致します。
気になっているのは、何人かの格闘家や関係者らが岡本容疑者についての非難について、「ネット上でのイジメ」扱いをしてする点です。またサインを偽造された那須川天心選手は「サインを書くから被害届を取り下げてもらえないか」という主旨のツイートをしました。優しい心からの言葉である事は良く分かります。
が、これは被害者がいる刑事事件なのです。約10万円が今の時代、庶民にとっては高額です。被害者の方はプライバシー保護のため、どのような人かは分かりません。ただ10万円の大金を出して、天心選手と武尊選手のサインを求めたのは熱心なファンではないでしょうか。
プロのスポーツ・競技選手が一番大切にしなければならない存在、それがファンではないでしょうか。ファンが一人もいなくなったジャンルは崩壊します。ファンあってのプロであり興行が成立します。そのファンを騙した事を小さく考えていはいないでしょうか。
被害者の方は、もしかしたら必死に頑張って10万円を貯めて、サインを買ったのかも知れません。その「必死さ」をないがしろにしたのはどこかの詐欺師ではなく、プロの格闘家でした。
道義的にもそして、まず社会的にも「罪」(まだ被害届を下げたり、不起訴になる可能性もあるのでカギカッコつきです)を償わなければならないのではないでしょうか。
シュレック関根選手は元警官という立場もあり、また社会人経験も長い事から「まずは被疑者できなく被害者に寄り添わなければ」という主旨のツイートをしています。これが社会人としての真っ当な意見です。
仲間をかばう気持ちは分かります。僕もそうするでしょう。が、それは罪を償った後の事です。
まずは被害者の方の10万円と、格闘技ファンであることを止めないで頂きたい旨を呼び掛けるべきではないたでしょうか。
格闘技は非日常であり、選手たちは身体を張っています。だからこそ我々も熱狂し、格闘家たちにリスペクトを抱きます。そしてファンあってのプロ。そのファンを騙した人をプロと呼んで良いのでしょうか。まずは被疑者の身になって考えて頂きたいものです。格闘技界以外の一般の社会では、恐らくそのように考えると思います。
格闘技界と一般社会の意識が乖離してしまわないように願います。でないと、格闘技が一般の人たちから支持を得て、またブームが起きるような事はないのではないのかと危惧します。
また、余罪や共犯の疑いを兵庫県警所轄は取り調べているとは思いますが、そこは被害者の気持ちになって注視したいと思います。(文@久田将義)
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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。
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