ベトナム・ハノイで古くから続く“ワンタンメン”が美味しい! さてどんな味?

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全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン。井手隊長です。先日ベトナムのハノイの麺事情を調査しに行ってきた。ベトナムはフォーやブンなど米の麺が中心の麺文化だが、ラーメンを提供しているお店も少なからずある。

その中でも地元に根ざしたお店として、「ワンタンメン」のお店が多いのが面白い。歴史あるお店がハノイの中でもいくつかあって、どこもとても繁盛している。

ホアンキエム湖近くにあるお店“My Van Than”を訪問した。店名の「My Van Than」は「ワンタンメン」という意味。45Kドン で日本円だと265円程度。

甘めの醤油スープで動物系の清湯。麺はチリチリの超極細の低加水麺。コンビニの博多ラーメンのチルドの麺に近く、極細だが伸びにくいのが特徴。

ワンタンは茹でと揚げの両方のっているのが驚き。野菜はニラ、春菊がたくさん。その他にはゆで卵、チャーシューは薄切りとレバーの2種のっている。卓上にライムや揚げタマネギ、辛味ペーストがあり、味変して食べると美味しい。

ハノイのワンタンメンはどこ行ってもこの見た目だそう。現地の人に聞くと、中国のワンタンメンがベトナム風に独自進化したという話もある。

ハノイの麺料理はどこもスープのダシ感が強く、調味料よりもスープ自体の美味しさが際立つお店が多かった。

これからラーメン文化がさらに広がっていくと思うが、このダシの文化がプラスに働いてくると面白くなってくると思う。

(執筆者: 井手隊長)

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