【千葉県富津市】日本遺産候補地域!『のこぎり山』を最新VR映像にしたバーチャルツアーイベント開催
11月27日(日)に千葉県富津市のザ・フィッシュ 1Fレストラン内特設会場で開催される「のこぎり山バーチャルツアーフェスタ2022」は、最新VR技術で今までにない視点で『のこぎり山』をVRで体験できるバーチャルツアー体験イベントだ。
千葉県の「先進的デジタル技術活用実証プロジェクト補助金」採択事業で、県内外から注目が集まっている。
千葉県内で2例目の日本遺産を目指す鋸山
日経プラス1の紙面掲載の「訪日外国人が選ぶディープなスポットランキング(ディープジャパン)」で全国第2位に選ばれた『のこぎり山』は、2021年7月16日(金)に日本遺産候補地域として認定された。
『天空の岩山が生んだ信仰と産業~房州石の山・名勝地鋸山は自然と歴史のミュージアム~』というテーマでエントリーが行われ、候補地域として認定され、3年後の2024年に行われる文化庁の総括評価による日本遺産に認定を目指している。
認定されると、千葉県内で2例目の日本遺産となる。
地獄のぞきやラピュタの壁などをVRで堪能
『のこぎり山』には、「地獄のぞき」や通称「ラピュタの壁」など、圧巻の断崖絶壁がビュースポットとして名勝となっている。
一方、「石切り場」「車力道」など、かつて房州石の採石を江戸期より行なっていた産業遺産としての遺構が今でもたくさん遺っている。
『のこぎり山』にある日本寺には、「薬師瑠璃光如来」という総高31.5mの日本一の大仏がある。鎌倉の大仏の約2倍の大きさで、座像の石仏として日本一の大きさを誇る。
また、その数で世界一の羅漢像を誇る「千五百羅漢」や山の岩肌を削って6年かけて作られた巨大な「百尺観音」100尺(30.3m)もある。この魅力あるスポットを最新のVRカメラやドローンを活用し、360度映像として撮影しており、普段見られない迫力ある鋸山の表情を楽しめる。
イベントではミニ講演会や出張展示なども開催
同イベントは、『のこぎり山』の認知度向上と魅力の再発見をテーマとして、幅広い方へ鋸山を知ってもらうことおよび、富津市民・鋸南町民、そして千葉県民の鋸山の日本遺産化に対する機運向上が目的とされたものだ。
イベントではVR映像体験の他、ミニ講演会、鋸山資料館出張展示として、鋸山の産業遺産の歴史を感じられる貴重な房州石や資料が特別展示される。
イベントスケジュール
第一部の開催時間は10:00~10:30。ミニ講演会「のこぎり山の魅力と可能性」で、講演者は金谷ストーンコミュニティー代表・鈴木裕士氏。定員は20名で、当日先着となる。
第二部の開催時間は、11:00~12:00/13:00~16:00。のこぎり山 バーチャルツアーで、1回約15分、WEB事前予約+当日受付・各時間20分毎の開催となる。
また、10:00~16:00には、常設展示として鋸山資料館出張展示「もっと知りたい!のこぎり山」も。普段鋸山資料館に展示している房州石や資料を出張展示する。
この機会に、最新テクノロジーを活用して、『のこぎり山』の魅力に触れよう。
■のこぎり山バーチャルツアーフェスタ2022
日時:11月27日(日)10:00~16:00
場所:ザ・フィッシュ 1Fレストラン内特設会場
住所:千葉県富津市金谷2288
のこぎり山バーチャルツアーフェスタ2022(バーチャルツアー WEB事前予約):https://nokogiriyama-vr.com/
(佐藤 ひより)
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