ジブリパークのメインスポット『ジブリの大倉庫』を写真でレポート! あの名シーンに入れる「なりきり名場面」など見どころ盛りだくさん

愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」内に、スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」が開園! 第1期として「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリアがオープンしました。

ジブリパークは「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内に、森と相談しながらつくっているスタジオジブリの世界を表現した公園。大きなアトラクションや乗り物はなく、森や道をそのままに、自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見する場所になっています。

ジブリ作品のファンはもちろん、自然やアートを愛する人ならばとっても楽しい場所。今回はそんなジブリパークの中から、「ジブリの大倉庫」の写真レポートを、ジブリ大好きの田名部生来さんと共にお届けします!

◆すべての写真をご覧になりたい場合はこちらをご覧ください:https://getnews.jp/archives/3354584 [リンク]

あの名シーンの中に入れちゃう!「ジブリのなりきり名場面」

ジブリ作品といえば、名台詞や名シーンをありありと記憶している人も多いはず!「ジブリのなりきり名場面」コーナーでは、そんな名場面の中に自分が入ってなりきることが出来ちゃいます。

『紅の豚』『コクリコ坂』『天空の城ラビュタ』。これはテンション上がります!

個人的に、『平成狸合戦ぽんぽこ』『おもひでぽろぽろ』『海がきこえる』という、比較的グッズ化やスポット化されづらい作品の展示があったのがすごく嬉しかったです。

『崖の上のポニョ』『風立ちぬ』『思い出のマーニー』。スタチューとしても見応えたっぷりです。

『もののけ姫』は音と光の演出がああるので、タイミングを見計って!

盛り上がること間違いなしの「ジブリのなりきり名場面」。スタッフさんは写真の撮影が出来ないので、お一人で来場される方は周りの方と協力しながら写真撮影を楽しみましょう。

歩いているだけで楽しい倉庫内

「ジブリの大倉庫」は巨大な倉庫に映像展示室をはじめ、3つの企画展示、ショップやカフェが詰まったスポット。壁の装飾などが素敵なのです。

隠れキャラクターを見つけたり、

商店街「南街」には書籍を取り扱う「熱風書店(ねっぷうしょてん)」、模型を販売する「大空模型(おおぞらもけい)」、「駄菓子 猫かぶり姫」が並び、実際に商品を購入することができます。なぜ「熱風」か分かりますか? 「ジブリ」とはイタリア語で「サハラ砂漠に吹く熱風」という意味だからなんです!

「駄菓子 猫かぶり姫」には、宮崎吾朗さん描き下ろしイラストが使われたラムネが冷えてますよ。駄菓子もたっぷり。一息つきましょう。

倉庫内のグッズショップ「冒険飛行団」にも売っていますが、「駄菓子 猫かぶり姫」にて「湯婆婆の指輪」をゲット。湯婆婆とおそろいです。

迫力たっぷり!「天空の庭」に「にせの館長室」

『天空の城ラピュタ』に登場する廃墟となった庭園で、ロボット兵たちが主(あるじ)の帰りをじっと待っています。つたと苔におおわれた壁には、古き紋章が。

細部まで作り込まれていて見入ってしまいます。

『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の執務室です。にせ館長である湯婆婆の部屋を覗いちゃいましょう。

歓声があがる美しさ「床下の家と小人の庭」

筆者が個人的に「ジブリの大倉庫」で一番感動したのが、『借りぐらしのアリエッティ』をモチーフにした「床下の家と小人の庭」。登場する小人たちに、世界はどのように見えているのか、巨大なセットで表現しています。

自分が小さくなってしまった様な、楽しい体験が出来ます。

アリエッティが暮らす部屋の装飾が本当に美しくて感激。切手を絵画の様に飾るという、このセンス!

ショップ「冒険飛行団」で楽しいお買い物、カフェで楽しい休憩を

全ジブリ作品に関連するグッズに加え、ジブリパークのオリジナル商品を取りそろえたショップ。ここでしか買えないグッズは午前中で売り切れてしまうこともあるのだとか。

他では買えないデザインが凝ったグッズが盛りだくさん。

『魔女の宅急便』のキキをモチーフにしたワンピースは、布とカタログがセットになっていて、自分で縫って完成します。

ジブリパークオリジナルのバームクーヘンは、今回モデルを務めてくれた田名部生来さんの地元、滋賀のお菓子屋さん「クラブハリエ」のもの!

「ミルクスタンドしべりあん」では、地元産の牛乳をオリジナルデザインの瓶で提供するカウンター式のミルクスタンド。『風立ちぬ』に登場した、カステラであんこを挟んだお菓子”シベリア”も食べられます。「シベリアを食べなさい」

「カフェ 大陸横断飛行」には、長距離飛行のパイロットが操縦しながら片手でとる食事をイメージしたサンドイッチやピザが並びます。サンドウィッチについている旗が嬉しい!

あのご飯たちを再現!「食べるを描く。」増補改訂版

企画展のひとつ、三鷹の森ジブリ美術館で開催され好評を博した企画展示「食べるを描く。」の増補改訂版。

ジブリ作品の食べ物はなぜおいしそうに見えるのか。その秘密をひも解く展示。新たに『千と千尋の神隠し』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』3作品の資料が追加され、コクリコ荘の台所も再現します。

個人的に筆者が大好きなのが『耳をすませば』の鍋焼きうどん。

レストランをイメージしたテーブルに置かれたメニュー。開くとコンテなどの資料が載っているので、じっくり味わって。

名場面も完全再現。

『千と千尋の神隠し』でのあのシーンも登場。お父さん…、お母さん…。

その他にもまさに“倉庫”な展示など、見どころが盛りだくさんの「ジブリの大倉庫」。隅から隅まで楽しんじゃいましょう!

「ジブリパーク」のチケットはすべて日時指定の予約制。エリアごとに予約が必要です。詳細は公式サイトまで。
https://ghibli-park.jp [リンク]

モデル:田名部生来

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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