鹿児島・薩摩川内の名物「ちんこ団子」を食べてみた!
先日、鹿児島出身の友人から怪しげなおみやげをいただいたので紹介させていただきます。
「ちんこ団子」。なんというストレートにひどい名前なんでしょう。
一応こちらは鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)周辺の名物グルメで、醤油を塗って焼いた団子のことを薩摩川内周辺では昔から「ちんこ団子」と呼んでいるそうです。
このネーミングのルーツには諸説あり、新米の米粉だけを使って作ったから「新粉団子」、もしくは幽遠山深固院の和尚が作って皆に食べさせたから「深固団子」と呼ばれ、それがなまって「ちんこ団子」になったとする説や、鹿児島弁で小さい団子のことを「ちんか団子」ということから「ちんこ団子」になったとする説などがあるようです。
まあ個人的には、諸説あれど結局は「ちんこ」って言いたいから「ちんこ団子」になったんじゃないかと予想してますけど。
常温保存可能な「ちんこ団子」を食べてみた
今回おみやげでいただいた「ちんこ団子(以下、ちんこ)」は常温で180日間保存可能なタイプでした。めちゃくちゃ便利。500Wで2分レンチンすれば焼きたてのちんこのような美味しさを家庭でも味わえるというのです。
2分近くすると袋から「ポンッ!」と大きな音がなり、蒸気が抜けるという画期的なシステム。想像以上にすごい音だったのでちんこが爆発していないか心配でしたが、しっかり守られていました。中袋が玉袋的な役割を果たしていたんですかねえ。
ちんこを皿に移したら、仕上げに醤油だれをかけて完成。名前が名前なので心配する方もいるかもしれませんが、焦げた醤油の香りでなんとも美味しそう。
1串にはちんこが4玉。それが4串入っていたので、合計16玉。
これだけちんこちんこ言ってると、串刺しになっているちんこの姿を見て股間がヒュンとしてきますね……。
九州の甘口醤油がめちゃくちゃウマい!
温かいうちにちんこを頬張ってみましたが、やや小ぶり(小学生くらい)でモッチリと柔らかい食感で、そこに塗られた焦がし醤油の風味が抜群に美味しい!!
醤油を塗って香ばしく焼き上げた団子は僕の住んでいる東京西部や埼玉南部のあたりでもご当地グルメとして親しまれているんですが、ちんこに使われているのは九州の甘口醤油。これがこんがりと焦げて香ばしさとかすかな苦味がプラスされ、絶妙なバランスの美味しさに仕上がっていました。これは何本でも食べられちゃうやつだな……!
名前はいかにもヤバそうですが、味は正統派ご当地グルメなちんこ団子。男女問わずおすすめです。鹿児島にお出かけの際はぜひおみやげにどうぞ。
(執筆者: ノジーマ)
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